すっかり定番化!おしゃれな3輪ベビーカー
赤ちゃんもママも快適でお散歩が楽しくなるベビーカーを見つけましょう
あれから10年経ち、今では街のあちこちで、3輪ベビーカーを押すママやパパの姿が日常の光景として見られるようになりました。ブームを牽引したエアバギーに加え、2015年にはベビーカーの老舗アップリカからも「スムーヴ」が登場し、その人気はすっかり定着しつつあります。
3輪ベビーカーの魅力は、見た目がスタイリッシュなだけでありません。使ったママたちみんなが「使いやすい」と絶賛する理由があります。その一方で、3輪に共通する不便な面もありますので、まずはそのメリット、デメリットを知っておきましょう。
3輪ベビーカーのメリット
デザイン性だけではありません。知っておくべきメリット、デメリット
特筆すべきは、小回りが利くこと。方向転換で重要な働きをするのが前輪ですが、これが1つしかないため地面から受ける抵抗が少なく、軽いハンドル操作でサクっと曲がることができます。またハンドルの力が前輪1点に集中するのも、ちょっとした力で操作しやすいポイントといえます。
さらに後ろに重心があるため、ちょっとした段差を乗り越えるときなども、ハンドルを軽く傾けるだけで、ひょいっと前輪が上がり、ラクラク乗り越えられます。また自転車のタイヤのような中空式エアタイヤを装着している場合、地面の凸凹を拾いにくいため、赤ちゃんも、ママ・パパもゆったりとお散歩が楽しめるという特徴もあります。
3輪ベビーカーのメリット
思ってもみなかった……なんてならないようにしっかりチェック!
この重さはすなわち、頑丈さでもあるため、必ずしも悪いことではありません。しかし、日常的にベビーカーを持ち上げて階段を上り下りする必要がある人は、それが現実的に可能かどうか、よく考えなければいけません。
また大きさについても、ほとんどが自動改札を通れるサイズに収まっているものの、幅、奥行きともに一般的な4輪ベビーカーより大きめです。
こうした大きさ、重さは、赤ちゃんが大きくなって歩き始め、片手でベビーカーを押しながら、片手で赤ちゃんの手をつなぐ、という状況になったときに辛く感じるかもしれません。そのため3輪ユーザーの中には、リーズナブルな軽量タイプと併用している人も多いようです。
また折り畳み方や置き場所も要注意。4輪のように座面だけパタンと閉じるのではなく、座面を中心に外側に半分に折れ曲がるタイプが多いため、持ち運びづらかったり、自立させた際の安定感が悪いこともあります。
そのほか3輪ベビーカーは基本的に対面にできません(ただし、別売りのチャイルドシートを使った「ベビートラベルシステム」を採用している場合もあります)。
3輪ベビーカーの折り畳みは、真ん中から外側に折れるものが多く、4輪に比べて自立が不安定になりがち
次のページから、人気の3輪ベビーカーと特徴を紹介していきます。