3年で国内シェアが1.8%から20.7%に急上昇

ベビーカー新商品発表会でお披露目されたRunfeeの新モデル『Runfee RA8』はどのように進化したのでしょうか

ベビーカー新商品発表会でお披露目されたRunfeeの新モデル『Runfee RA8』はどのように進化したのでしょうか

ピジョンといえば、国内の哺乳器市場で圧倒的なシェアを誇るベビー用品メーカーとして知られていますが、ベビーカー市場に本格参入したのは2010年と最近のこと。しかし当時は、アップリカ、コンビの国内2大メーカーがシェアを独占していたため、2014年時点でもピジョンのシェアは、わずか1.8%しかなかったようです。

ところが2015年、満を持して発売を開始した新型ベビーカー『Runfee(ランフィー)』が大ヒット! 2017年までにシリーズ累計約7万2000台を売り上げるほどの人気になりました。さらにプレミアムモデル『fino(フィーノ)』や軽量コンパクトモデル『PATTAN(パタン)』も続々登場し、いまや市場のシェアを20.7%まで伸ばすなど、ピジョンはベビーカー市場でも存在感を見せ始めています。

そんななかピジョンは、さらなる使いやすさを追求し、2018年3月2日に新モデル『Runfee RA8』を発売すると発表! 大ヒットモデルのリニューアルとあって、その進化が気になりますね。今回、発売に先駆けて開催された新商品発表会で、ひと足早く新モデルを見てきましたので、さっそく紹介します。
『Runfee RA8』は4色展開。左から、アビスブルー、ミニマルネイビー、シュシュグレー、マニッシュブラックと、いずれも人気のカラーをラインナップしています

『Runfee RA8』は4色展開。左から、アビスブルー、ミニマルネイビー、シュシュグレー、マニッシュブラックと、いずれも人気のカラーをラインナップしています


『Runfee』の人気の秘密、シングルタイヤとは?

その前に、まずはRunfeeがどのようなベビーカーなのかをご紹介します。最大の特徴といえば、やはり大径のシングルタイヤ。多くのベビーカーが1カ所につき2つの小さいタイヤを使用する“ダブルタイヤ”仕様であるのに対し、Runfeeでは一般的なタイヤより大きい直径16.5cmの、しかも中空タイヤを採用しています。

同社の旧モデル(生産終了)で使用していたダブルタイヤの直径は13.8cm。Runfeeは直径16.5cmのシングルタイヤを採用しています

同社の旧モデル(生産終了)で使用していたダブルタイヤの直径は13.8cm。Runfeeは直径16.5cmのシングルタイヤを採用しています


この大径シングル中空タイヤによるメリットは

●ダブルに比べて地面への設置面が少なく、小回りが利く
●クッション性が高く、段差を乗り越えやすい
●サスペンションが上下だけでなく、前方向からの力も吸収する


などがあります。

つまり方向転換しやすく、段差もラクに乗り越え、振動も伝わりにくい……と赤ちゃんとママにとってうれしい仕様になっているのです。実際、石畳など凸凹道が多いヨーロッパのベビーカーは、大径シングルタイヤが主流となっています。

そういわれると「みんなシングルタイヤにすればいいのに」と思ってしまいますが、ダブルタイヤにもメリットはあります。それは、2本で支えるため安定感がある点、そして小さくて軽いので本体自体も軽量化しやすい、など。ちなみにRunfeeは、他のパーツを少しずつ軽量化することで、軽量化を図ったそうです。

次のページでは、新しいRunfeeの進化ポイントを詳しくご紹介します!