今回はこんな質問が届きました
「薄い眉毛を描き足すうちに、太すぎる&濃すぎる残念な眉に……!」

Q. 自前の薄い眉毛を濃く見せようと描き足していくうちに、濃さ、太さの加減がわからず“イモト眉”状態になってしまいます。不自然にならないにはどうしたらよいでしょうか?(30代・会社員)



A 眉頭から少し内側から描きだし、グラデーションで濃淡をつけるのがコツですよ。

薄い眉毛のメイク方法

 


のり眉毛……! ご自身で言うように“イモト眉”、最近で言うなら“ゆりあんレトリィバァ眉”状態になってしまうわけですね!? たぶんこれ、1色で描いているからではないかな? 1色でもブラシを使ってのぼかしやタッチのつけ方で、色の濃淡をつけられる人もいますがなかなか難しいものです。のり眉にしないためには、眉色が何色かセットになったアイブロウパレットを使うのがいちばん簡単で手っ取り早いと思います。よくあるのが3色のグラデーションの濃淡がセットされたもの。淡い(ベージュ)、ミディアム、濃い(ダーク)、この3色を順番に重ねて色のグラデーションをつければ、決してのり眉にはなりませんからね。

まず3色の役割を理解しておきましょう。明るいベージュ(淡い色)は、骨格をさり気なく際立たせるのに使います。ですから、眉頭から鼻筋にかけてノーズシャドウ的に使います。これを入れると、眉頭を描かなくても眉の存在感が出て、しかも鼻筋へと自然につながることで、眉だけ浮いて見えることなく顔立ちになじみます。また、左右の高さを揃えることで美人顔に見えるんですね。

次にミディアムかダークなのですが……。やり方には2通りあって、ダークを使ってからミディアム、ミディアムを使ってからダーク、どちらでもOK。もし太めにしたいなら、ダークカラ―で眉を描いてから、輪郭をミディアムカラーでなぞって太くするよう肉付けして。反対に細めの眉にしたいなら、ダークで眉を描いた上にミディアムカラーを重ねると自然なグラデになります。どちらでもいいのですが、旬の太眉の描き方でお教えしましょう。

まず、ほとんどの方が毛量の少ない部位、「眉山から眉尻」を描きます。眉山は、眉を上下にピクピクと動かすと、筋肉がきゅっと上がって動くところが眉山です。また、“黒目の外側”と“白目”の間なら、どこにとってもOK。5mm くらい幅があるのですが、よくわからないという人はとりあえず真ん中ぐらいに眉山を決めて、様子を見つつ描けばいいですよ。

その眉山から眉尻に向かって、ほんの少し斜めに (ガクッとなり過ぎ注意) 下がるように眉尻を描きます。これは濃い色で線で描いてOKです。眉頭から1cm内側(眉頭をあけて)から眉山にラインをつなぎます。ここまでは線で。そして肉付けします。眉頭から眉山へ少しずつ太くしていきます。そして眉山から眉尻はスッと消えてなくなるように。右と左を見ながら、交互にやっていくとバランスが取りやすいですよ。

最後にミディアムを、ダークカラーで描いた眉に重ねるように少し大きめに、ふわっと重ねます。ダークカラーの輪郭がふわっと淡い色が混ざることでやわらかい印象になるんですね。おさらいすると、ダークカラーを真ん中にして、輪郭に沿ってやわらかい色が外側にくるので濃淡がつく。なので、立体的で自然な太眉に仕上がる、ってわけです。

ちなみに、パレットに内蔵されているブラシはダブルエンドで、片側は毛が短くてやや硬いブラシ、もしくはチップ。もう片側はやわらかめの毛が少し長めのブラシがセットされている場合が多いですが、ダークカラーはチップもしくは硬いブラシ、ミディアムカラーはやわらかいブラシを使うといいですね。

また、ソフトな色のアイブロウカラーだといまいち眉がぼやけてしまうので、明るめのコンシラー、もしくはハイライターで眉の輪郭を囲むと眉がふわっと浮き上がってメリハリ感がでます。グラデーションをつけることで太眉でも、のり眉毛状態にはなりませんよ。試してみて下さいね!

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山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。