メモのスピードがあがる
あなたはメモをとろうとした時、どこに手を入れてペンとメモを出して書いているだろうか? 書き出すまでの時間はどれくらいかかっているだろうか? 私は、大体3秒くらいでメモを書く体勢に入ることができる。おそらく結構速いほうだと思う。私が使っているのは、ダイゴーの「すぐログ」という鉛筆付きの小さな手帳。私がプロデュースしたアイテムだ。
すぐにログ(記録)できる
ベースとなっているのは、ダイゴーのロングセラー鉛筆付き手帳「ジェットエース」。かねてより私はこの「ジェットエース」を20冊以上愛用していた。ただ、そのデザインが少々クラシカルなものだったので、より幅広い方々に使っていただけるようデザインを含めて大幅にリニューアルを行った。基本機能は「ジェットエース」と同じ。名刺サイズほどの小さなサイズに鉛筆がセットされている。リニューアルしたのは、まず表紙の素材とカラーリングだ。表紙はソフトなPU(ポリウレタン)にした。表面がフラットな「スムース」タイプと革のようなシボのある「マット」タイプの2種類がある。それぞれのタイプで6色ずつの展開。
すぐにメモができるというのには訳がある。まず、とっても小さいので携帯性がいい。ズボンのポケットにも楽々入るので、服装に関わらずオンタイム・オフタイム両方で持ち歩けるようになるのだ。私は、ズボンの左うしろポケットに常に入れている。メモしようと思ったら、左手で「すぐログ」を取り出し、「すぐログ」の下からヒラリと出ているしおりを右手でつまみ、そのまま上に持ち上げる。すると、真新しいページが開かれると同時にスルスルと鉛筆が出てくる。いいところで鉛筆に持ちかえる。これでメモ体勢完了。文字にすると長いように感じるが、実際には3秒程度。
この一連の流れは私の体にすっかり染みついているので、人と話をしていてオススメの商品やショップ情報を聞いたら、相手の話の腰を折らずにあくまでも自然な流れでメモがとれる。また、真っ暗な映画館で素敵なフレーズに出会っても、ブラインドでメモを書くことだってできてしまう。
イラツキがない
このようにメモをしようとした時に、動作に無駄がない。ペンをノックしたり新しいページを開くためにパラパラと探すという余計な手間もない。メモをとるまでの「イラツキ」が一切なくスムーズに行えるのだ。この「イラツキ」がないというのが、結局便利な道具なのだと思う。あれやらなくっちゃといったToDoを書いたり、なにかいいアイデアがひらめいたりした時など、頭に浮かんだことをどんどんこの「すぐログ」に書いていく。頭の中を常にスッキリとさせておくことで、頭を記憶に使わず、考えるという本来の仕事に集中できるようになる。
関連リンク
ダイゴー「すぐログ」