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関西空港第2ターミナルビル(国際線)徹底ガイド!免税店や食事処も

大阪・関西国際空港の第2ターミナルビルはLCC専用で、国内線と国際線のエリアがあります。国際線エリアには、ウォークスルー型ショッピングエリア、レストランやショップなど。Peach国際線全便、チェジュ航空と春秋航空の利用ターミナルです。

シカマ アキ

執筆者:シカマ アキ

飛行機の旅ガイド

関空第2ターミナルビル(国際線)徹底ガイド!免税店に食事処も

出国審査を終えるとすぐ、ショッピングエリアです。主要な化粧品ブランドが揃っていて、コンパクトかつシンプルなので買い物のしやすさも抜群。

大阪・関西国際空港にある第2ターミナルビルは、LCC専用。国内線と国際線のエリアに分かれています。

第2ターミナルビル(国際線)には、ウォークスルー型のショッピングエリア、レストランやショップ、保安検査での待ち時間が通常より約3分の1に短縮される最新の「スマートセキュリティー」システムも導入されています。LCCのピーチ・アビエーション(Peach)国際線全便、韓国のチェジュ航空、中国の春秋航空も全便、第2ターミナルビル(国際線)利用となります。
     

拡張された関西空港第2ターミナルビル(国際線)をご紹介

第2ターミナルビル(国際線)にある、LCC「Peach」のチェックインカウンター。カウンターそばには自動チェックイン機も並んでいます。

第2ターミナルビル(国際線)にある、LCC「Peach」のチェックインカウンター。カウンターそばには自動チェックイン機も並んでいます。

関西国際空港には、メインの第1ターミナルビルに加え、2012年にオープンしたLCC専用の第2ターミナルビルがあります。
 
チェックインを終えると、保安検査場へ向かいます。シンプルなデザインでわかりやすい案内です。

チェックインを終えると、保安検査場へ向かいます。シンプルなデザインでわかりやすい案内です。

第2ターミナルビルの拡張により、既存の第2ターミナルビル部分はPeach国内線のみの第2ターミナルビル(国内線)となり、第2ターミナルビル(国際線)にはPeach国際線に加え、韓国・チェジュ航空と中国・春秋航空もここからの発着となります。

【参考】
関西国際空港 2つのターミナルの楽しみ方

 

出国後は「ウォークスルー型ショッピングエリア」で買い物

出国審査を終えるとすぐ、ショッピングエリアです。主要な化粧品ブランドが揃っていて、コンパクトかつシンプルなので買い物のしやすさも抜群。

出国審査を終えるとすぐ、ショッピングエリアです。主要な化粧品ブランドが揃っていて、コンパクトかつシンプルなので買い物のしやすさも抜群。

第2ターミナルビル(国際線)では、各航空会社のカウンターでチェックイン(搭乗手続き)をした後、保安検査場、出国審査を終えるとすぐ、ショッピングエリアです。

海外の主要空港では以前からよく見かける「ウォークスルー型」のショッピングエリア。搭乗ゲートに向かって歩きながら、ショッピングが楽しめます。
 
ショッピングエリアでは、地元の大阪や関西ならではのお土産も手に入ります ※イメージ画像

ショッピングエリアでは、地元の大阪や関西ならではのお土産も手に入ります ※イメージ画像

化粧品やバッグ、酒類、タバコなど免税店での人気商品が並ぶ部分と、日本や関西などのお土産が販売されている部分で大きく二分され、自分が欲しいものが見つけやすいのもポイント。海外、特に中国人に人気が高い旬の商品が多く目につきました。その他、ATM、両替所などもあります。
 

関西空港唯一の「nana’s green tea」が制限エリアに

関西国際空港で、人気の「nana’s green tea」が唯一あるのがここ。カフェ利用はもちろんオリジナルグッズも販売。

関西国際空港で、人気の「nana’s green tea」が唯一あるのがここ。カフェ利用はもちろんオリジナルグッズも販売。

また、第2ターミナルビルで人気が高い、LCC・Peachがプロデュースする総合免税店「Fuchsia by peach」が第2ターミナルビル(国際線)にもあります。また、時計の専門店、ドラッグストア「ココカラファイン」、コンビニ感覚で利用できる「Daily SKY」なども。

レストランでは、関西空港で唯一ここに出店する、抹茶などを使った和スイーツが人気のカフェチェーン「nana’s green tea」のほか、軽食などが味わえる「大阪ゴチ食堂」があります。
 
中国のLCC「春秋航空」の便は、関西国際空港ではすべて第2ターミナルからの発着です

中国のLCC「春秋航空」の便は、関西国際空港ではすべて第2ターミナルからの発着です

ショッピングとレストランのエリアの両サイドに、搭乗待合エリアがあります。それぞれ離れているものの、航空会社ごとに案内表示もあり、初めての利用でもわかりやすくなっています。

 

保安検査場では「スマートセキュリティー」システム

最新の「スマートセキュリティー」システムでは、最大4人同時に並んで保安検査が通過できます(画像提供:関西エアポート)

最新の「スマートセキュリティー」システムでは、最大4人同時に並んで保安検査が通過できます(画像提供:関西エアポート)

搭乗前に必ず行う保安検査。混雑時は長い列になり、どうしても時間がかかり、搭乗間際だと慌てることも。当時、日本で初めて、このターミナルに導入されたのが「スマートセキュリティー」です。

通常よりも素早く保安検査を終えることができるのが特徴。ヨーロッパやアメリカなどの最先端の空港で見られ、日本の他の空港でも導入が進んでいます。

スマートレーンでは、通常は1人ずつ通過するのを最大4人まで同時に行うことができ、上着などを着脱するスペースも広くなります。検査後のトレーの移動も自動トレーバックシステムによって戻る仕組みで、スタッフがトレーを動かす手間も省け、時間短縮につながります。一般的なレーンでは1時間180人なのに対し、このセキュリティーレーンでは300人に対応。現在は4レーンが設置されています。

また、海外の主要空港で見られる「ボディスキャナー」も導入。関西空港では、従来の金属探知ゲートなどで追加の検査が必要な人に対して行われます。

 

新たに10スポット ターミナルから徒歩での搭乗

第2ターミナルビル(国際線)の搭乗はすべてターミナルから徒歩。80番から90番までのスポットがオープン時に新設

第2ターミナルビル(国際線)の搭乗はすべてターミナルから徒歩。80番から90番までのスポットがオープン時に新設

第2ターミナルビル(国際線)では、すべての便がターミナルビルから徒歩での搭乗になります。これまでの第2ターミナルビルと同様です。搭乗ゲート(スポット)は、80番から99番(L/R)までの合計21スポットになります。

 

第2ターミナルビル(国際線)へのアクセス

第2ターミナルビル(国際線)の入口。鉄道駅や第1ターミナルビルからは連絡バスを利用

第2ターミナルビル(国際線)の入口。鉄道駅や第1ターミナルビルからは連絡バスを利用

第1ターミナルビル、JRや南海電鉄の鉄道駅からのアクセスは、鉄道駅に隣接するエアロプラザ1階からの連絡バス(無料)を利用します。所要時間7~9分。連絡バスの降り場は1か所です。

連絡バスの乗り場は2か所ありますが、国際線で到着した場合はターミナルを出て目の前にあります。

車であれば、第2ターミナルビルの前にある駐車場「P5」が便利です。1,600台の車を収容。なお、入庫から30分以内は無料です(送迎車も入庫が必要)

(参考リンク)
関西国際空港 オフィシャルサイト

Peach
チェジュ航空
春秋航空

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