
出国審査を終えるとすぐ、ショッピングエリアがある。主要な化粧品ブランドなど揃う
第2ターミナルビル(国際線)には、ウォークスルー型のショッピングエリア、レストランやショップ、保安検査での待ち時間が通常より約3分の1に短縮される最新の「スマートセキュリティー」システムも導入されています。
利用航空会社は、Peach(ピーチ・アビエーション)国際線全便、韓国・チェジュ航空、中国・春秋航空です。※2025年2月現在
関西空港第2ターミナルビル(国際線)とは

第2ターミナルビル(国際線)のLCC「Peach」チェックインカウンター。カウンターそばには自動チェックイン機も並ぶ

搭乗手続きを終えると、保安検査場へ向かう。ターミナルがシンプルなデザインで案内もわかりやすい
第2ターミナルビル(国際線)にはPeach国際線に加え、韓国・チェジュ航空と中国・春秋航空も、全便がここからの発着となります。
【参考】
関西国際空港 2つのターミナルの楽しみ方
出国後は「ウォークスルー型ショッピングエリア」で買い物

海外の空港に多く、国内でも増えている「ウォークスルー型」のショッピングエリア。
海外の主要空港では以前からよく見かける「ウォークスルー型」のショッピングエリア。搭乗ゲートに向かって歩きながら、ショッピングが楽しめます。

地元の大阪や、関西ならではのお土産も、ゲート内のショップで買うことができる ※イメージ画像
国際線ということもあり、海外、特に中国人に人気が高い、旬の商品も。その他、ドラッグストア、ドリンクや軽食などを販売するショップ、ATM、外貨自動両替機などもあります。
関西空港唯一「nana’s green tea」が制限エリアに

人気の「nana’s green tea」が、関西国際空港内で唯一ある。カフェ利用はもちろん、オリジナルグッズなども販売する

飲食店の前などに並ぶテーブルや椅子などは搭乗客が自由に使える

Peach国際線はすべて第2ターミナルビル(国際線)発着
保安検査場では「スマートセキュリティー」システム

最新「スマートセキュリティー」システムで、最大4人同時に並んで保安検査が通過でき、時間短縮につながる(画像提供:関西エアポート)
第2ターミナルビル(国際線)には、「スマートセキュリティー」が導入されています。当時、日本の空港で初めて、このターミナルに導入されました。通常より早く保安検査を終えることができるのが特徴で、欧米の空港で見られ、現在では日本の他空港でも導入が進んでいます。
スマートレーンでは、通常は1人ずつ通過するのを最大4人まで同時に行うことができ、上着などを着脱するスペースも広くなります。検査後のトレーの移動も自動トレーバックシステムによって戻る仕組みで、スタッフがトレーを動かす手間も省け、時間短縮につながります。一般的なレーンでは1時間180人なのに対し、このセキュリティーレーンでは300人に対応。4レーンが設置されています。
また、海外の主要空港で見られる「ボディスキャナー」も導入。関西国際空港では、従来の金属探知ゲートなどで追加の検査が必要な人に対して行われます。
ターミナルから徒歩での搭乗

第2ターミナルビル(国際線)の搭乗はすべてターミナルから徒歩。80番から90番までのスポットがある
搭乗ゲート(スポット)は、80番から99番(L/R)までの合計21スポットになります。
第2ターミナルビル(国際線)へのアクセス

第2ターミナルビル(国際線)へは、鉄道駅や第1ターミナルビルからは無料連絡バスを利用する
梅田やなんばなど、空港リムジンバスの乗降場所は、国内線のターミナル前です。一部の主要路線のみで、他の路線は第1ターミナルビルにある停留所を利用し、連絡バスで第2ターミナルビルへ向かいます。
自家用車の場合、第2ターミナルビルの前にある駐車場「P5」が便利です。1,600台収容。なお、入庫から30分以内は無料です(送迎車も入庫が必要)
<参考>
関西国際空港 オフィシャルサイト
Peach
チェジュ航空
春秋航空
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