本当に気軽になってきた、「飛行機」でする国内旅行

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日本の“空”を行き交う飛行機。国内ではANAやJALを始め、多くの航空会社が全国各地で運航しています。最近登場したLCCが注目を集め、誰もが手軽に飛行機で旅行できる時代が到来しました。

国内旅行の移動手段が大きく変わりつつあります。2012年3月、日本初の本格LCC(格安航空会社)「Peach(ピーチ)」が就航し、1年あまりで次々と全国、そして海外に路線を拡大しています。一方、既存の航空会社も、機内サービスなどに力を入れ、おトクな運賃を次々と発売するなど、以前よりも誰もが気軽に飛行機で旅ができるようになりました。今回、国内旅行で飛行機を利用する、そのメリットをいくつかご紹介します。

高速バス並みの運賃にビックリ!なLCC

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大阪・関西国際空港を拠点に路線を拡大するLCC「Peach」。ピンクの機体が“カワイイ”と日本、そしてアジアでも人気を集めています。2013年10月にはいよいよ首都圏にも進出します。

これまで飛行機で旅行するとなると、どうしても「運賃が高い」イメージがありました。例えば、“日本の大動脈”といわれる東京=大阪だと、ANAの普通運賃(通常期)で片道22670円、最も安い「特割」でも9170円~(伊丹発羽田行き早朝便限定)で、東海道新幹線の14050円(普通車指定席)と競合しています。便数の少ない地方路線、お盆休みや年末年始などの繁忙期はさらに価格が跳ね上がり、とても気軽に飛行機に乗ることができるとは言い難い現状がありました。

そんな航空業界に登場した国内LCC各社は、鉄道はおろか、高速バスにも匹敵する運賃で航空券を販売しています。

まず、大阪・関西国際空港を拠点とするPeachは、2013年10月27日に就航予定の大阪・関西=東京・成田で3790円~。一方、同じ路線を昨年から運航する、成田国際空港を拠点とするジェットスター・ジャパンも4690円~と、大手航空会社の「特割」や新幹線の半分以下の価格です。
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Peachに続き、2012年7月にデビューした「ジェットスター・ジャパン」。成田を拠点とし、新千歳や福岡、那覇などを結び、さらにセントレアにも就航して路線を全国に広げつつあります。

もちろん、飛行機での移動ですから、移動時間は高速バスとは比べ物になりません。「LCCはよく遅れるのでは?」という心配はありますが、今のところ、大幅な遅れはほとんどなく、天候不良などでの遅れは事前にTwitterなどを通じて情報発信されています。特に、Peachの場合、24時間運用の関空が拠点なので、万が一、到着便が遅れても翌朝の出発便まで影響がほぼないのも定時就航率を上げる一因になっています。

一方で、LCCにはデメリットもあります。主に挙げると、「遅延時や欠航時に他社便の振替が行われない」 「いったん購入した航空券は基本、払い戻しできない」 「チェックインの締切が早い」 「成田や関空など交通アクセスがやや不便」 「預ける手荷物や機内サービスが有料」など。ただし、これらを考慮しても、とにかく安い運賃はメリット大です。
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関空第2ターミナルは現在、Peachの国内・国際線の全便が発着するLCC専用に作られたターミナルです。沖縄・那覇にもLCC専用ターミナルがあります。