成田空港にある「LCC」専用ターミナル


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成田空港の第3ターミナル。3階建ての本館とサテライトがあり、LCCの国内線と国際線が発着します。


成田国際空港に2015年4月オープンした第3旅客ターミナル。国内線と国際線が発着するLCC(ローコストキャリア、格安航空会社)専用ターミナルです。2016年5月現在、ジェットスターバニラエアSpring Japan(春秋航空日本)、韓国のチェジュ航空が就航しています。

第3ターミナルは、第1、第2の各ターミナルと異なる点が多く、もし初めて利用する場合、駅からターミナルへのアクセス、バスと駐車場、レストランやショップ、待ち時間の過ごし方など、あらかじめ知っておいたほうがよい情報がたくさんあります。初心者はもちろんリピーターも必読の、成田空港第3ターミナルの利用方法について、All About飛行機の旅ガイドが紹介します。


第3ターミナル利用で注意すべき3ポイント


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成田空港第3ターミナルに就航するLCC各社のチェックインカウンター、ショップ・レストランなどはすべて2階にあります。天井はむき出しながら、陸上のトラックをモチーフにした導線のデザインがおしゃれ。


成田空港には、すでに第1、第2の各ターミナルがあります。いずれも大きなターミナルで鉄道駅とも直結し、旅行関連などのあらゆる施設がそろっています。

一方、第3ターミナルは鉄道駅とは直結しておらず、最寄りの第2ターミナルから徒歩、または無料連絡バスで向かう必要があります。第2ターミナルから第3ターミナルまで約630m、意外と距離があります。

車利用での駐車場も、最も近いのが第2ターミナル直結のP2駐車場です。さらに、空港によくある「ラウンジ」などの施設も第3ターミナルにはありません。レストランやショップなどについても事前に調べておいたほうがよいでしょう。

■鉄道駅からのアクセス
■車で行く場合の駐車場
■ターミナル内にある施設


以上が、第3ターミナルを利用するにあたって最も注意すべきポイントです。

また、国内・海外のLCCでも、第3ターミナルを利用しない航空会社もあります。例えば、ピーチ・アビエーション(Peach)は、第1ターミナルになります。自分が利用する航空会社がどのターミナルを利用するかも前もってのチェックが必須です。


鉄道駅からのアクセス方法は2つ


第3ターミナルに行く方法は、第2ターミナルからの「徒歩」、そして「無料連絡バス」です。

電車もしくは車だと、まずは第2ターミナルが出発点となります。第2ターミナルのビルから徒歩の場合、屋根つきのアクセス通路を利用します。第2ターミナルから歩くと約15分かかります。特に初めての利用だと距離感が分かりづらく、時間帯によっては通路が混んでいることもあるので、十分に時間に余裕を持って行動するのをおすすめします。

JRと京成の最寄りの鉄道駅は、空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)で、第2ターミナル地下1階にあります。駅からアクセス通路まで若干距離があるのも要注意。

第2ターミナルと第3ターミナル間には、無料のターミナル連絡バス(直行バス)もあります。これを利用しても、約10~15分はかかります。このバスは交通渋滞などで遅延、運休する場合もあり、時間に余裕があるか荷物がそれほど多くなければ、第3ターミナルまで歩いて向かうほうが時間を確実に計算できるので、徒歩のほうが良い場合も。

なお、第1ターミナルからの移動は、各ターミナル間を結ぶ無料連絡バスになります。


第3ターミナルに「高速バス」で直行できることも


一方、東京駅などから第3ターミナルに直接アクセスできる高速バスもあります。これを利用すると、第3ターミナル専用乗降場から第3ターミナルまで連絡通路で約2~6分と便利です。タクシーもこの乗降場になります。これが最も近いアクセス方法です。自分が利用する高速バスが第3ターミナルで乗降できるか事前に調べてみてください。

成田空港周辺の各ホテルと成田空港を結ぶバスの中にも、第3ターミナルに早朝のみ立ち寄る便があることも。詳しくは各ホテルにお問い合わせください。


第3ターミナル利用の駐車場はどこ?


第3ターミナルの最寄りとなる駐車場は、第2ターミナル直結の「P2駐車場」です。車での送迎の場合も、第2ターミナル前カーブサイド(車両乗降場)になります。P2駐車場から第2ターミナルのビルを経由し、前述の通り、徒歩か無料連絡バスで向かいます。くれぐれも時間に余裕を持って行動してください。

※身体の不自由な方のみ第3ターミナル専用乗降場が利用できます


国内線の搭乗ゲートが遠いこともあるので注意


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出発口は国内線が左側、国際線が右側と分かれ、ここでも陸上のトラックをモチーフにしたデザインが導線になっていてとても分かりやすいです。


出発口は国内線が左側、国際線が右側と分かれ、ここでも陸上のトラックをモチーフにしたデザインが導線になっていてとても分かりやすいです。

フードコートの先に、出発口(保安検査場)があります。左が国内線、右が国際線です。国内線の場合、バスでの搭乗とサテライトにある搭乗ゲートの2つ。バスで搭乗する場合は保安検査場からバスゲートラウンジまで近いのですが、サテライトゲートの場合は徒歩10~15分ほど歩く必要があり、遅くとも自分が乗る便が出発する30分前までには保安検査場を通過しておかないといけません。

しかも、多くの国内線はサテライトゲートです。第3ターミナルの本館とサテライトを結ぶ高さ15mのブリッジを渡って行く必要があり、ここも意外と時間がかかります。国内線だからといってギリギリに動くのでなく、出発直前も時間に余裕を持って行動しましょう。

一方、国際線の出発はすべて本館からなので、国内線よりも導線が短く、コンパクトなので、利用しやすいです。保安検査、出国審査を通過するとすぐ免税店が並ぶエリアで、搭乗口も近いです。