住宅購入の費用・税金/確定申告・住宅ローン減税

ネットで簡単!住宅ローン控除申告書 2017年申告版(5ページ目)

住宅ローンを借りてマイホームの購入、建築、リフォームをしたとき、確定申告の手続きをすることで所得税の控除などが受けられます。この住宅ローン控除申告書の作成は意外と簡単! インターネットの専用ページを使った書類作成の手順を細かく図解しましたので、ぜひ自分で挑戦してみましょう。 〔2017年申告…2016年購入者版〕

執筆者:平野 雅之


住宅借入金等特別控除(新築等区分選択)

「住宅借入金等特別控除(新築等区分選択)」の画面が表示されます。

東日本大震災による被害を受けている場合には、「東日本大震災により居住用の家屋に被害を受けた方」のボタンをクリックしてください。被災者用の入力フォームが開きます。



新築等区分の選択

該当するものを選択します。建売住宅、新築分譲マンションなどの場合にはいちばん上のラジオボタン、中古住宅の場合には3番目のラジオボタンを選択し、右下の「入力終了(次へ)」のボタンをクリックします。



住宅借入金等特別控除(共通要件)

「住宅借入金等特別控除(共通要件)」の画面が表示されます。



住宅借入金等特別控除(共通要件)

いずれの項目にも当てはまることをよく確認して、すべてのチェックボックスをクリックし、右下の「入力終了(次へ)」のボタンをクリックします。



住宅借入金等特別控除(居住開始年月日入力)

「住宅借入金等特別控除(居住開始年月日入力)」の画面が表示されますので、住民票の記載内容などを確認しながら、居住開始年月日をプルダウンメニューを使って入力し、右下の「入力終了(次へ)」のボタンをクリックします。

ここには通常、住民票に記載された転入(異動)年月日を入力します。住民票による年月日と実際の居住開始日とが異なる場合(とくに年をまたぐ場合など)には、実際の居住開始日を入力したうえで、それを証明するための別途書類(公共料金の領収書など)の添付が必要になることがあります。

また、この日付は取得の日から6か月以内、かつ、申告対象年の12月31日以前でなければなりません。



住宅借入金等特別控除(新築要件)

「住宅借入金等特別控除(新築要件)」の画面が表示されます。

いずれかに当てはまるときは住宅ローン控除を受けることができませんから、どれにも該当しないことをよく確認のうえで、そのまま(チェックをせずに)右下の「入力終了(次へ)」のボタンをクリックします。



住宅借入金等特別控除(入力画面判定)

「住宅借入金等特別控除(入力画面判定)」の画面が表示されます。



住宅借入金等特別控除(入力画面判定)

該当する項目のチェックボックスをクリックします。通常のマイホームとして購入した新築建売住宅、新築分譲マンションなどで「単独名義の場合」であれば、たいていは1番目以外の4つの項目をチェックします。

2番目をチェックするかどうかによって、次の画面で土地と建物の価格の「合計額」を入力するのか、土地と建物の価格をそれぞれ別に入力するのか、といった違いが生じますが、控除額の計算結果は当然ながらどちらでも同じになります。

すでに所有している敷地に注文住宅を建築したときのように、住宅ローン控除の対象が建物だけとなる場合には、1番目の項目をチェックして他を空欄のままにします。

ここでのチェック項目の組み合わせによって、以降の画面に相違する部分が出てきます。


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