どうして確定申告にマイナンバーが必要?
マイナンバーは個人情報を管理する重要な番号らしい……。多くの人の認識は、その程度のものではないでしょうか。そもそも、マイナンバーとは税、社会保障、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、国民の利便性や行政の効率化を進めるために誕生したもの。確定申告は税(=所得税)についての申告をするものですから、必要になるのは当然のことなのです。申告書にマイナンバーの記入欄ができた!
2019年2月18日(月)~3月15日(木)に提出する(還付申告の場合は1月1日から)平成30年分の確定申告書は、前年同様マイナンバーの記入が必要です。申告書A、Bともに、第一表は申告する人、第二表へは扶養対象の配偶者や親族のマイナンバーを記入する個所があります。申告書を作成する際には、個人番号カードや通知カードを用意して正しく記入しましょう。(クリックで拡大します)マイナンバーは記入だけでなく添付も必要
マイナンバーは記入するだけでなく、窓口で提出する場合は提示、郵送などで提出する場合はコピーの添付も必要です(添付は申告する本人のみ、扶養親族の分は不要)。さらに、マイナンバーを確認する方法が「個人番号(マイナンバー)カード」、「通知カード」、「どちらも持っていない」のいずれかによって、添付が必要な本人確認の書類が異なります。
それぞれの場合の必要な書類は、下記の通り。自分は何を用意すればいいのかを、まずきちんと確認しましょう。(クリックで拡大します)
確定申告書のに用紙には、添付が必要な書類を貼る所定の台紙も用意されています。指示に従って正しく糊付けして提出しましょう。
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