鎌倉・江の島の幸せを呼ぶ「招福」お守り5選

初詣客で、大変なにぎわいを見せる正月の鎌倉と、鎌倉のお隣の観光地・江の島。
本覚寺の「にぎり福」

本覚寺の「にぎり福」

鎌倉や江の島のお寺や神社をめぐっていて、面白いなと思うのが、とてもユニークなお守りたち。今回は、その中から、2017年は「ぜひ、幸せをつかみたい!」という人のために、幸せを呼ぶ「招福」にご利益ありとされるお守りを紹介します。

全国有数の初詣客でにぎわう鶴岡八幡宮の「鳩」のお守り

警察庁が初詣客数の統計を2010年以降公表していないため、正確な順位は分かりませんが、正月三が日に鶴岡八幡宮を訪れる初詣客はおよそ250万人(鶴岡八幡宮HPによる)。全国でベスト10には入ると思います。

朝早いうちはそれほどではありませんが、10時を過ぎる頃になると、本宮へ向かう石段はこんな状態に! 警備員によってロープが張られ、入場規制・整理が行われます。
鶴岡八幡宮の本宮への石段(2016年1月2日11:00頃撮影)

鶴岡八幡宮の本宮への石段(2016年1月2日11:00頃撮影)


そんな鶴岡八幡宮の境内には、たくさんの鳩たちがいます。

鳩は神様のお使い。本宮の楼門に掛かっている扁額(へんがく)をよく見てみると、「八幡宮」の「八」の字が鳩のデザインになっているなど、八幡宮に鳩は欠かせない存在で、とても大事にされています。
楼門の扁額(へんがく)をよく見ると、「八幡宮」の「八」の字が鳩のデザインになっている

楼門の扁額(へんがく)をよく見ると、「八幡宮」の「八」の字が鳩のデザインになっている


さて、鶴岡八幡宮には、たくさんの種類のお守りがありますが、やはり欲しいのは、鳩の形をした「鳩鈴守」。
鶴岡八幡宮の「鳩鈴守」

鶴岡八幡宮の「鳩鈴守」


"八幡様の「みたま」の幸が、鈴の音清々しく伝わりますよう祈願をした御守"(鶴岡八幡宮HPより引用)だそうで、白、金、銀の3色があります。

<DATA>
■鶴岡八幡宮
住所:鎌倉市雪ノ下2-1-31
アクセス:鎌倉駅東口より徒歩10分
拝観時間:6:00~21:00(年末年始のみ24時間) → 平成29年初詣情報
拝観料なし(宝物殿は有料)
地図 → 交通案内(鶴岡八幡宮HP)

鎌倉を代表する寺院、建長寺の「巨福守」

鎌倉を代表する神社が鶴岡八幡宮なら、鎌倉を代表するお寺といえば建長寺。鎌倉五山第一位の大きな禅寺です。

建長寺のお守りで「これは!」と思うのが、「巨福(大きな幸福)守」。
建長寺の「巨福(大きな幸福)守」と「国宝梵鐘」のお守り

建長寺の「巨福(大きな幸福)守」と「国宝梵鐘」のお守り


建長寺の山号「巨福山(こふくさん)」にあやかり、新しい年に、大きな幸福を授かりたいですね!
建長寺の山号は「巨福山」という。大きな幸せを呼びそうな名前だ

建長寺の山号は「巨福山」という。大きな幸せを呼びそうな名前だ


また、建長寺といえば、タヌキが建てたという愉快な伝説が残る三門(山門)や、小泉淳作画伯によって描かれた法堂(はっとう)の天井画「雲龍図」、それに、建長寺が発祥とされ、「建長汁」がなまったという「ケンチン汁」など様々なものが知られますが、やはり、国宝の「梵鐘(ぼんしょう)」がシンボルではないでしょうか。
建長寺「梵鐘」(国宝)

建長寺「梵鐘」(国宝)


この大きな鐘は、建長寺創建当時からのもので、北条時頼が当時の関東一の鋳物師、物部重光(もののべのしげみつ)に命じて、建長7(1255)年に鋳造させたもの。初代住職の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)和尚による銘文が刻字されており、円覚寺、常楽寺の鐘とともに「鎌倉三名鐘」のひとつに数えられています。
建長寺の「国宝梵鐘」のお守り

建長寺の「国宝梵鐘」のお守り


梵鐘をモチーフにした「国宝梵鐘」のお守り、建長寺の参拝の記念にいいですね。キーホルダーになっていて、鳴らしてみると、チリンチリンと、かわいらしい高い音が鳴ります。

<DATA>
■建長寺
住所:鎌倉市山ノ内8
アクセス:JR「北鎌倉駅」徒歩15分
拝観時間:8:30~16:30 大晦日は翌朝まで境内に入ることができます。
拝観料:大人300円
地図 → アクセス(建長寺HP)

鎌倉を代表する観光スポット長谷寺の「イチゴ」のお守り

長谷寺は大仏と並ぶ、鎌倉を代表する観光スポットです。ご本尊である高さ9.18mの十一面観音像(長谷観音)は、歴史のある木造の仏像としては日本最大級。また、境内からの海の眺めが素晴らしいことでも知られています。

長谷寺には、ユニークなお守りが色々ありますが、ダントツでユニークなのが、イチゴの形をした「願い叶うお守り」。
長谷寺のイチゴの形をした「願い叶うお守り」

長谷寺のイチゴの形をした「願い叶うお守り」


イチゴは数字で表すと「15(じゅうご)」。ちょっと冗談みたいですが、十分によいご利益に恵まれて願い事が叶い、幸福になれますように!とご祈祷されたお守りなのだそうです。

また、長谷寺境内で、人気の記念撮影スポットになっているのが、和やかな顔をした、かわいらしいお地蔵さん「和み地蔵(なごみじぞう)」。
和み地蔵

和み地蔵


境内に入って、右手に進み、弁天窟に向かう途中の左側、放生池のほとりにいらっしゃいます。
長谷寺の「和み地蔵守り」

長谷寺の「和み地蔵守り」


この「和み地蔵」をモチーフにしたお守り「和み地蔵守り」は、やすらぎと幸せを招くそうです。

<DATA>
■長谷寺
住所:鎌倉市長谷3-11-2
アクセス:江ノ島電鉄「長谷駅」徒歩5分
拝観時間:冬期(10~2月)は、8:00~16:30(閉山17:00)。大晦日は一旦、通常通り17:00に閉山後、23:00に山門が開かれ、翌元旦8:00まで無料で入山できます。→ 年末年始のご案内
拝観料:大人300円
地図 → アクセス(長谷寺HP)

正月に美しい「福娘」が登場する本覚寺の「にぎり福」

観光客には、あまり知られてないかもしれませんが、鎌倉駅から徒歩3分ほどのところに本覚寺というお寺があります。

このお寺の境内の八角屋根の夷堂(えびすどう)の中には、「鎌倉・江の島七福神めぐり」の"えびす様"がまつられており、正月は、七福神めぐりを楽しむ、多くの人々が訪れます。
本覚寺の「初えびす」の様子(写真提供:鎌倉市観光協会)

本覚寺の「初えびす」の様子(写真提供:鎌倉市観光協会)


また、本覚寺境内では、正月三が日に「初えびす」、10日に「本えびす」という縁起物を販売する行事が行われ、地元の娘さんたちが美しく着飾った"福娘"が登場したりして、人気を呼んでいます。

この本覚寺のお守りで、とてもユニークだと思うのが、小さな粘土でできた「にぎり福」。愛・健・財・学・福の五種類があり、掌(てのひら)でギュッと握ることで、ご利益を招くといいます。
本覚寺の「にぎり福」

本覚寺の「にぎり福」


初えびす、本えびすの期間は、たくさんの「にぎり福」が並べられています。手作りだから、一つ一つ表情が違うので、ぜひ、これは!というものを選んでみてください。

<DATA>
■本覚寺
住所:鎌倉市小町1-12-12
アクセス:JR「鎌倉駅東口」徒歩3分
拝観時間:境内自由。福娘が登場するのは10:00頃
拝観料:無料
地図 → Googleマップ

鎌倉と並ぶ人気の初詣スポット、江の島の「弁天様」のお守り

鎌倉のお隣の観光地・江の島にまつられている江島神社(えのしまじんじゃ)も、人気の初詣スポットで、三が日は多くの初詣客が訪れます。

江の島といえば、江島神社辺津宮(へつのみや)の「奉安殿」にまつられている「妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)」が有名。
妙音弁財天(写真提供:藤沢市観光協会)

妙音弁財天(写真提供:藤沢市観光協会)


安芸の宮島、近江の竹生島と並ぶ「日本三大弁財天」の一つに数えられており、「鎌倉・江の島七福神めぐり」の"弁天様"にもなっています。

江島神社には、「妙音弁財天」をモチーフにした様々なお守りがあり、中でも、弁天様のフィギュアが中に入った「妙音弁財天御守」は、携帯ストラップとしても使えるので、いつでも弁天様がそこにいるようで、いいですね!
江島神社の「妙音弁財天御守」

江島神社の「妙音弁財天御守」


弁天様は、もともとは音楽・芸能の神ですが、「弁財天」とも書かれるように、財産の神としての性格もあるので、金運アップにもご利益があるそうです。

<DATA>
■江島神社
住所:藤沢市江の島2-3-8
アクセス:奉安殿まで、江ノ島電鉄「江ノ島駅」徒歩15分 小田急電鉄「片瀬江ノ島駅」徒歩20分
拝観時間:境内自由 年末年始予定 → 江の島だより(江島神社HP)
拝観料:無料
地図 → 交通アクセス(江の島神社HP)

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