便秘・ガス腹の原因は姿勢にある? 「ゆるゆる姿勢」が重要

お腹を痛がる女性

便秘やガス腹は姿勢の変化とも関連があります

お腹の調子はいかがですか? 頑張り屋さんに多くみられる便秘やガスが溜まる「ガス腹」の症状は、健康状態のバロメーターともいえます。日々の疲労やストレス、理想的な食事を摂ることができない、運動するゆとりが無いといった理由から、腸の働きを狂わせてしてしまうことがあるのです。

便秘やガス腹の人に目指していただきたいのは「ゆるゆる姿勢」です。これは背スジを伸ばさずだらりとしたみっともない姿勢という意味ではありません。心も体もリラックスしているからこそキープできる「キレイな姿勢」。それを「ゆるゆる姿勢」と呼んでいます。


頑張り屋さんは注意! ぽっこりお腹の原因になる自律神経の乱れ

便秘やガス腹に陥りやすい頑張り屋さんにも性格や習慣によって、その原因は様々なタイプに分かれます。
  • ストレス解消は「たくさん食べて、存分にお酒を呑む!」という人
  • 多忙なので食事は急いで食べ、ゆったりした食事タイムではない人
  • 多少の困難・苦労は我慢できてしまう人
  • 言いたいことがあっても、自分を納得させようと努める人
  • 時間に追われる毎日で、気持ちのゆとりが無くなっている人(イライラしがち、ちょっとしたことでも面倒、落ち込みやすくなった等)
  • 疲れていることに気が付かず生活している人
このような状態が続くと自律神経が乱れてしまいます。胃腸の働きを支配している自律神経の働きに問題が起こると、お腹にガスが溜まりやすい状態になったり、排便がスムーズにいかず便秘で苦しんだりといった不快な症状が出ます。自律神経の働きが安定すると、「何となく張る、重い」といった胃腸の不調を解消できるかもしれません。

「ガチガチ姿勢」が良くない? お腹の冷えや胃腸の不調…

一方で、自律神経の働きが乱れると、姿勢を支える様々な筋肉の緊張状態が続いてしまいます。「ゆるゆる姿勢」とはほど遠い「ガチガチ姿勢」の状態です。背骨や骨盤を立てる働きのある背中側・お腹側の筋肉がきちんと機能しなくなることで、お腹周り・腰周りの血流も滞りやすくなり、いつのまにかお腹の冷え体質に至る恐れもあります。

冷えは胃腸の正常な活動を妨げる要因にもなります。お腹側の筋肉がガチガチになると、筋肉がベルトのようにガッチリと胃腸を固定してしまうため、胃腸がうまく働かなってしまうのです。胃腸の正常な活動を取り戻すために、筋肉のベルトを緩め「ゆるゆる姿勢」を目指しましょう。

ぽっこりお腹とおさらば!「便秘・ガス腹解消法」

■ステップ1 ゆったり呼吸で腹マッサージ
お腹に手を置く

お腹が張って痛い時は、軽くお腹を押さえるだけでもツライ場合もありますので、無理をしないようにしましょう

1. 指を揃えて(もしくは、手のひらを)右下腹部へ当てます。当てた手の浮き沈みがわかるように大きく呼吸を繰り返えしてみましょう。
お腹に手を置く

時計回りに円を描くよう手の位置を移動させます

2. 当てた手の位置を少しずつ時計回りにずらしていきます。手でお腹を強く押さえつける必要はありません。

■ステップ2 お尻を上げてお腹・腰周りの血流回復
お尻を上げる

お腹の面がなるべく直線になるようにお尻を持ち上げましょう

1. 仰向けに寝て両膝を立てます。鼻から息を吸いながらお尻を持ち上げおヘソを天井へ近付けていきましょう。
お尻を下ろす

息を吐きながらお腹に力を入れ腰で床を圧してみましょう

2. 口からゆっくりと息を吐きながら、お尻を下ろします。もし可能であれば、、腰で床を圧す意識を持ちながらお腹に力を入れてみましょう。(1~2を5回)

■ステップ3 お腹の働きを助ける脚の曲げ伸ばし

右足を曲げる

できるだけ膝を胸に引き付けるように動かしてみましょう

1. 仰向けに寝て両膝を立てます。右膝と股関節を曲げて、膝を胸の方へ引き寄せると同時に左脚は伸ばします。急いで動かす必要はありませんので、体を安定させながらゆっくりと動かして下さい。
左足を曲げる

筋肉の緊張度合いにより、動かしやすさに左右差があるかもしれません

2. 左側と交互に行いましょう。(目安:10回×3セット)


これらのエクササイズは、いつ行っても構いませんが、お風呂上りや就寝前に布団の中で少し体を温めてから行うと、さらに効果を得られやすいです。「ゆるゆる姿勢」が保てるようになった時、いつの間にか便秘やガス腹に悩まされなくなっているかもしれません。焦らずゆったりとした気持ちで取り組んでみましょう。
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