地下鉄に乗るときの基本会話
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| 地下鉄に乗って、韓国の人々を観察してみよう！ |
それでは早速、地下鉄に乗る際の韓国語会話をチェックしてみましょう。
売り場は、「표 사는 곳（ピョ サヌン ゴッ／切符を買うところ→切符売り場」と書いてあります。以前は、お札の使用が可能な自販機が充実していなく、有人窓口で買うことが多かったのですが、現在はお札の使用ができる自販機が増え、逆に有人窓口が減ってゆく傾向があるようです。以前のソウルの風景を知る人間としては、少し寂しくもありますね。
さて、有人窓口があったら韓国語を使ってみるためにも、窓口で切符を買ってみるのも良いかもしれません。窓口では、行き先と枚数を告げるだけ。例えば、２人分の新村（신촌／シンチョン）駅までの切符を買いたい場合は、「신촌 두 장이요（シンチョン トゥジャンイヨ／新村、２枚です）」と言うだけ。「１枚です」は「한 장이요（ハンジャンイヨ）」、「３枚です」は「세 장이요（セジャンイヨ）」、「４枚です」は「네 장이요（ネジャンイヨ）」です。
ソウルの地下鉄料金は、10キロまでは1,000ウォン（2010年３月現在。T-money使用時は、900ウォン）です。何日間かソウルに滞在する場合や、地下鉄に頻繁に乗る場合は、プリペイド式の「T-money（交通カード）」を窓口で購入すると良いでしょう。T-moneyは、コンビニや地下鉄の有人窓口で「티머니 주세요（ティモニ ジュセヨ／T-moneyください）」と、購入することができます。また、カードを購入しても肝心のチャージがされていないと使えません。「만원 충전해 주세요（マノン チュンジョネ ジュセヨ／一万ウォン、チャージしてください→※チャージは、「충전［充電］」）または、一万ウォンを渡しながら「오천원어치 충전해 주세요（オチョノノチ チュンジョネ ジュセヨ／５千ウォン分チャージしてください）」などのフレーズが使えます！
乗り場は「타는 곳（タヌン ゴッ／乗り場）」。いよいよ地下鉄に乗ります。ここで多くの旅行者が「あれっ」となるのですが、上り列車と下り列車、どちらの列車に乗ったら良いのか分からなくなることがあります。これは日本でも同じ。乗り慣れていないと次の駅の名前も分からないので、どちらに乗ったらよいか、瞬時に判断できません。表示を見てもハングルばかりが目に飛び込んできて（英語表記はもちろんあるのですが）パニックになってしまったりも。
そんなときは慌てずに、近くにいる韓国人に乗ろうとする列車、もしくは方向を指さしながら「○○（駅名） 가요?（○○ カヨ？／○○行きますか」と聞けばOK。「예, 가요（イェ カヨ／はい、行きます）」、もしくは、違う方向を指さしながら「안 가요. 그 쪽에서 타세요（アンガヨ。ク チョゲソ タセヨ／行きません。そちらで乗ってください）」と言ってくれるでしょう。
余談ですが、韓国の人々は行き当たりばったりの人に行き先や道を尋ねることをためらいません。よく「韓国に行ったら、道を聞かれたんです。私、韓国人に見えるのかしら」というお話をききますが、これは「韓国人に見えるから道を尋ねた」というよりは、「（よく相手を見ずに）道が分からないから手っ取り早く近くにいた人に尋ねた」という場合が多いと思います。それほど、韓国の人々は頻繁に行き先や道を尋ねたりするのですね。
無事乗ることができたら、地下鉄の中の風景を観察してみてください。新聞を読む人、談笑する人、携帯電話で話す人……、きっと新鮮な発見があるはずです。
※韓国の高速列車や長距離列車に興味のある方は、「韓国鉄道旅行案内」を参考になさってください。
※ソウルナビの「交通」ページは、地下鉄やタクシーの情報の他、空港、鉄道、バスなどの情報も満載です。
