テレビでスポーツ観戦をしていると、アスリートが腕や足などにテープを貼ってプレーしている姿を見かけますよね。

運動の機能を高めたり、保護したりすることが出来るテーピングには、さまざまな種類が存在しますが、筋肉に沿って貼るタイプのものは、筋肉の動きそのものをサポートする役割があります。テーピングはアスリートのみならず、スポーツを始めたばかりの人にとっても、心強い味方となってくれます。
テニス

スポーツを楽しみたいときも、上達したいときにも役立つテーピング


アスリートが愛用する伸縮テープとは?

テーピング

皮膚に直接貼ることで安心感が増すことも伸縮テープの大きな特徴

テーピングとは運動やスポーツをする際に起こりやすいケガをあらかじめ予防したり、一度ケガをした部位を保護したり、時にはケガの応急処置のために用いられるものです。テーピングでは関節の動きをある程度制限したり、関節を固定したりすることによって安定感を確保し、ギプスほど強固ではなく、かといって何もない状態での不安を解消することが期待できます。

さまざまな役割があるテーピングは、使用するテープの種類によってその用途が変わってきます。

■固定テープ
関節の動きをある程度制限し、足の捻挫を予防するといった場合には伸び縮みの少ない非伸縮性の固定テープを使ってテーピングを行います。関節の安定感は高まりますが、動きやすさは制限されてしまうデメリットがあります。また、固定を目的としたテーピングは自分で行うことがむずかしく、解剖学の知識を持った専門家等が正しく行う必要があります。

■伸縮テープ
一方、伸縮テープと呼ばれるものは固定力こそ非伸縮テープに劣りますが、筋肉の動きに合わせて柔軟に対応することができ、皮膚に直接貼り付けるタイプ(伸縮テープ)はサポーターのようにずり落ちる心配が少なく、さまざまな部位に使えることがその特徴として挙げられます。

初心者も使いたい!伸縮テープの重要性

テーピングというとむずかしい手技が必要と思われがちですが、皮膚に直接貼る伸縮テープの場合はテープそのものも扱いやすく、貼り方もいたって簡単です。また首や肩から太もも、足首、指先にいたるまで大小問わずさまざまな部位に対応することが出来るので、どのようなスポーツにも応用可能です。

マラソンやジョギングなどで足が気になるときにはふくらはぎや太ももの筋肉を中心に使用し、テニスやバドミントンなどラケットスポーツで上半身が気になる場合には肘周りや肩などに使うことも出来ます。

直接皮膚にテープを貼るとテープにはしわが出来るのですが、そのしわの下で筋肉の動きをサポートします。こうしたテーピングのメリットは、アスリートはもとよりスポーツの初心者にも十分その恩恵が得られるものなのです。

どんなふうに使っている?伸縮テープ

私はトレーナーとして、普段アスリートのサポートをしていることが多いのですが、関節や筋肉などを動かすときに痛みがあったり、違和感や不安感があったりしたときに、伸縮テープを使うようにしています。選手には一度身体を動かしてもらって、どういった動作の時に痛みや違和感が出るかを確認し、その動きをサポートするような形でテープを皮膚に直接貼るようにしています。テーピングがあるのとないのとでは安心感が違ってくるようですので、不安な場合はこうした伸縮テープを活用するようにしています。

そこで、トレーニングジムでどのように伸縮テープを活用しているかを取材しました。今回ご協力いただいたのは、プロ野球や日本代表などのトレーナーを歴任している田園調布アスレチックプラスの山本葉介さん。使用した伸縮テープは、ピップキネシオロジー®です。

■ふくらはぎの疲労軽減に
ふくらはぎの筋肉に沿って、Y字型に直接皮膚に貼るようにします。伸縮テープは伸縮性があるので、少しテープを伸ばしながら貼っていくことがポイントです。膝の曲げ伸ばしや足首を動かすときに、支障が出ないように確認しながら行うようにしましょう。テープの端をハサミで円くカットしておくと、よりはがれにくくなります。
ふくらはぎの筋肉に沿ってY字型に貼ります

ふくらはぎの筋肉に沿ってY字型に貼ります

Y字型にテーピングした様子

Y字型にテーピングした様子

足首は1人でもテープを貼ることができます

慣れると足首は1人でもテープを貼ることができます


■膝周辺部のサポートに
膝のお皿に余計な圧力がかからないようにお皿の可動域を確保するため、膝を20度から30度位曲げた状態でスパイラル(らせん状)にテープを貼ります。膝が内側に入ったり外側に折れてしまったりしないようにサポートします。
膝のお皿に余計な圧力がかからないよう、お皿の可動域を確保するためにらせん状にテープを貼ります

膝のお皿に余計な圧力がかからないよう、お皿の可動域を確保するためにらせん状にテープを貼ります

膝の周りをテーピングした様子

膝の周りをテーピングした様子

膝のテーピングは1人でもできます

テープには伸縮性があり、強度を調整しながら1人で貼ることもできます


野球やラグビーなど様々なスポーツのトレーニング経験豊富な田園調布アスレチックプラスのトレーナーundefined山本葉介さん(左)とガイド(右)

野球やラグビーなど様々なスポーツのトレーニング経験豊富な田園調布アスレチックプラスのトレーナー 山本葉介さん(左)とガイド(右)

ピップキネシオロジー®を使ってみると、テープは伸縮性があり運動中のさまざまな動きにも十分に対応出来ると感じます。また水分によるテープはがれは身体の中(汗)と身体の外(シャワーや雨など)の2種類を想定しなければなりませんが、そのどちらにも対応できる粘着力を持ち、皮膚への刺激を最低限に抑えている点でも非常に使いやすいといえるでしょう。

 

自分に合った伸縮テープの選び方

直接皮膚に貼るタイプのピップキネシオロジー®は、日常生活や軽いスポーツを行うシーンはもとより、汗をかきながらハードに動く場面にも対応できるように大きく2種類を準備しています。

ピップキネシオロジー(R) しっかり粘着

ピップキネシオロジー(R) しっかり粘着

ピップキネシオロジー®しっかり粘着は、テープがやや厚めの生地で作られており、一度貼り付けるとはがれにくいことがその特徴として挙げられます。

スポーツをするとどうしても汗をかくため、テープの端からはがれてしまいやすいため、実際の使用ではタックスプレー(のりスプレー)を使ってより粘着力を高めるようにしているのですが、ピップキネシオロジー®しっかり粘着はテープの粘着力のみでしっかりとサポートすることが可能です。くわえて皮膚への刺激はなるべく低く抑え、伸縮性にも優れているため、動きの多い関節部位などにも安心して使うことが出来ます。

ピップキネシオロジー(R) 快適通気

ピップキネシオロジー(R) 快適通気

一方、ピップキネシオロジー®快適通気はテープの素材が通気性に優れているため、皮膚に直接貼っても蒸れにくく、快適な状態で運動することが出来ます。伸縮性に優れ、かつ通気性も良いため、日常使いや疲労がたまった筋肉や関節などに使用することで、身体の動きをサポートします。皮膚に刺激の少ない低刺激粘着剤を使用しています。

こちらの2種類は汗やシャワーにも強い撥水加工がされています。それぞれに手で簡単にカットできるタイプもあり、テープをカットするためのはさみを準備する必要がなく、テープを裂くようにして引っ張ると女性でも簡単にカットできるようになっているため、屋外やジムでの使用などにも便利です。

むずかしい知識がなくても皮膚に貼るだけの簡単テーピングはぜひ試してみたいですよね。スマートフォンなどでも手軽に見ることができる貼り方の動画などを参考にしながら、ケガを予防して快適なスポーツライフを送りましょう。

取材協力:ピップ


■もっと詳しく知りたい!
ピップキネシオロジー®
テーピング貼り方動画

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項