バツイチが再婚相手に出会う場所とは?
バツイチが再婚相手に出会う場所はたくさんある
●結婚相談所
●友人の紹介
●会社
●同窓会
●親.親戚の紹介
●仕事関係
でも今回紹介したいのは、これ以外の出会いです。私自身とてもびっくりしましたし、こういうこともあるのだから、いつどんな場所で運命の出会いがあるのかわからないと強く感じた方でした。
その方が再婚をしたのは、なんと電気工事に来てくれた人だったのです。
バツイチで30代子連れ、再婚の出会いは婚活の場ではなかった
ひょんなことから急接近することも
離婚後数年がたち、彼女は2つの仕事を掛け持ちし頑張ってきましたが、少しでも家賃の安いところへ、そして子供のためにできるだけ環境のいい所へと考えて、東京の小都市に引っ越しをしました。
新居のために電気店でエアコンを購入、設置を待っていると、やって来たのは無口だけれど温かい優しい人でした。頼みやすい方ということもあり、厚かましいとは思いつつも、テレビやパソコンなどの電気周りも見てもらったそうです。
「お礼を」と言うと、
「自分も母一人で育ちました。田舎から出てきて働いています。あなた方をみていたら、自分の子供のころを思い出しました。母も大変だったんだなと思いました。だからお礼はいいです」
と断られたそうです。でも彼女が、
「それではごはん食べていっていってください!」というと、男性は遠慮がちに了承したのです。
久々に男の人のいる食卓に4歳の子供は大喜びではしゃぎ、男性に肩車やプロレスを仕掛け遊んでもらいました。別れ際子どもは、別れ難く、ぐずりました。
「また来てね!」
そして、彼は次の日も次の日も次の日もやってきました。実は、彼は彼女に一目ぼれしていたのです。
子供に自分の子供時代を重ねて「何か役に立てないか」と思った――そうこうしているうちに、いつしか同棲するようになり結婚に至ったのです。
バツイチが出会いを掴むためには、再婚まで勇気を持って行動すること
あの時食事に誘った勇気と行動が幸せを呼んだ
でも、それをさせたのは「ごはんでも……」という彼女の一言があったからです。あのとき、声をかけなければ、彼とはそれっきりになっていたでしょう。
普通は初対面の人に食事の誘いはできないかもしれませんが、直感に従ったというか、自分の気持ちに正直になったことが、幸せを運んできたのだと思います。
こういった出会いはどこにあるのかわかりません。自分の勇気と行動が再婚相手と結びつけてくれる可能性はゼロではないということを彼女は証明してくれたのです。
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