バツイチ子持ち女性が再婚する方法
子連れバツイチが理想の人と結婚する方法
「子供連れで相手とうまくやっていけるかしら……」
「子供がなつくかしら……」
「相手に子供がいたら難しいかしら……」
などなど心配の種は尽きません。
そのため、再婚の可能性があるにもかかわらず、最初から諦めてしまう人も多いのも事実です。でも、そんな人にこそ私は言いたいのです。「子どもがいても、再婚はできます!」と。私自身、これまでたくさんの結婚相談を受けてきました。独身もいればバツイチもいる中で、めでたく結婚をした人もたくさんいます。
私が経営する結婚予備校におけるバツイチの方の成婚率は約30%です。もちろん流動的ではあるのですが、10人に3人くらいが再婚できています。
「母性」より「女」を見せることが成功の鍵
再婚に必要な「女子力」とは?
Sさんは6歳(男)、4歳(女)、2歳(男)の3人の子持ちのバツイチです。離婚をしてから、生活のために2つの仕事を掛け持ちするようになり、忙しい日々を送っていました。「若いうちに稼いでおかないと年を取ったら仕事がないかもしれない」という不安があったそうです。加えて、子どもの養育費や学費などにもお金がかかることを考えると、今から計画的にお金を貯めておかないといけないという気持ちもありました。数年間は仕事と家事の両方を頑張ってきましたが、ある日、このままでは体を壊すかもしれないと心配になり、結婚の相談にこられたのです。
Sさんの場合、婚活は最初からとても順調に進んでいきました。数人の方とお見合いをした後に交際スタート、そしてめでたく再婚をすることができました。相談所の中でも比較的短期間での成婚といえます。
バツイチだからこそ、「お母さん」ではなく「女」を見せることが再婚成功の鍵
Sさんは3人の子持ちということもあり、母性の強い女性でしたが、お見合いのときには、いわゆる「お母さんらしさ」を封印していました。
例えば、お母さんをイメージさせるような無難な服装(悪く言えば、ジミで所帯じみた服装)はやめて、代わりにフリルやリボンのついたカットソーに短めのスカートや、きれいな色のワンピースなどを着たのです。他にも化粧や言葉遣いなども、母ではなく「女性」を強く意識していました。
結婚を望む男性の多くは、相手に「女」を求めています。決して「母性」を求めているわけではありません。結婚相手に母性を求める方もいますが、実は少数派です。男性はお母さんみたいな人が好きと勘違いしている女性もいますが、結局のところ「女」であることが必要だということを忘れてはいけません。
Sさんが成婚した相手の男性もバツイチでしたが、子どもはいませんでした。再婚を機に3人のパパになったので、かなり重大な決断だったはずです。その決断をさせたのは「彼女を幸せにしたい」という思いでした。彼がそういった気持ちになれたのは、Sさんの人柄でしょう。
バツイチ子持ち再婚での注意点は「妥協すべきポイント」
過去に固執せず、新しい一歩を踏み出す勇気を!
私の経験上、結婚相談所にくる方の多くは、相手への要望を持っています。しかも、想像以上に高い希望を持っている人も少なくありません。高学歴、高収入、そしてイケメンと3拍子そろっている人を望むのです。ですが、それが再婚へのハードルを高くしてしまい、かえって理想の人を振るい落としてしまうことになります。
再婚に成功したSさんの場合、相手の職業にはこだわりませんでした。ですが、結果的に「学校の先生」という素晴らし職業の方と結ばれたのです。
また、住む地域を選ばなかったのも再婚成功の鍵といえます。Sさんは東京に住んでいましたが、男性は茨城在住でした。公務員という彼の職業を考慮して、Sさんが引っ越しをするという形で、今までの仕事もやめ、まったく新しい場所で新しい生活をスタートすることになったのです。
逆に、再婚のハードルを高くしてしまうのは、子どもの幼稚園や学校を理由に引っ越したくない、親のそばにいたい、仕事を変えたくないという人です。
当然ながら、妥協をせずに自分の都合ばかりを優先する人は、なかなか前に進むことができません。やはり再婚を成功させるためには、ある程度の妥協も必要なのです。
相手にとってのメリット、デメリットを客観的に見て
「再婚率30%」という数字だけを見ると、不安になるかもしれません。何も考えずに再婚を望んでも、なかなか実現しにくいのは確かです。だからこそ、子持ちのバツイチが再婚をするためには、戦略が必要です。子持ちバツイチが幸せな再婚をするために、やるべきこととやってはいけないことを把握し、戦略的に活動してください。
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