ボランティアには、自由研究のヒントがいっぱい!
夏休み自由研究のヒントはボランティアで! なんていうと、「自由研究の何が関係あるの!」と思うかもしれませんね。ボランティアは社会の課題を1人ひとりの手で解決するための活動です。分野は環境や福祉、国際協力など多岐に及んでいます。
その力を集める手段の1つが募金です。小学生だって学校や地域で様々な募金に協力しているので、大人が思うより募金やボランティアに関心があるのです。
21世紀のいま、日本で、そして世界でどんな問題が起こっているか、それを解決するためにはどんな活動が行われているかを掘り下げると立派な自由研究ができあがりますよ!
今、世界で何が?
バングラデシュの子どもたち
紛争、飢餓、世界各地で起こっている様々な出来事は、日本に住む私たちは、決して無関係ではなく、どこかでつながっています。グローバルな21世紀に生きる子どもたちにこそ、もっとも知っておいてほしいテーマです。
とはいえ、難しい話題でもあるので、まずは、子どもたちも学校の募金活動などでおなじみのユニセフ募金などを入り口にしてみてはいかがですか?
ユニセフってどういう組織? どんな活動をしているの? ユニセフが支援している子どもたちってどんな環境にいるの? と、ユニセフの活動を掘り下げていってもよし。ユニセフのサイトにいくと、子どもでも理解しやい表現で、様々な情報が得られますよ。東京やその近くに住んでいる人なら、ユニセフハウスにも足を運んでみて!
ユニセフと同じような機関にはどんなところがあるのだろうと、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)やWHO(世界保健機構)などと、各機関がどんな仕事をしているかをまとめてもいいでしょう。高学年なら国際連合とはどういう組織で、どんな仕事をしているか、参加している国にはどんな国があるのかなどを調べてみるのもおすすめです。
ほかにもお子さんでもわかりやすいテーマはこんな感じ!
・チョコレートから知る世界の子どもたち……児童労働や、イラクの白血病の子どもたちのことを調べてみよう!
・ワクチンがたりません!……世界では予防注射ができないことで命を落とす子どもたちもいます。その支援活動をご紹介!