ふたりで学ぶマネー術/ふたりで学ぶマネー術

家族同様のペット達、病気やケガ、災害にどう備える?(2ページ目)

ペットを飼っている方は、ペットの病気やケガ・災害に、どう備えていますか? 今回は、ペット保険の考え方とペットの災害対策について、ご紹介します。

平野 直子

執筆者:平野 直子

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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ペットの災害対策、今からできることは?

ペットの災害対策、どうすればいい?

ペットの災害対策、どうすればいい?

2016年4月14日、熊本地震が発生し、熊本県と大分県が甚大な被害に見舞われました。被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げるとともに、一刻も早く日常生活に戻れますように、お祈り申し上げます。人々のご苦労はもちろんのこと、一緒に避難しているペットや飼い主とはぐれてしまったペットについても、多く報道されています。ガイド平野家でも、他人事ではないので、どう備えたらいいか調べてみました。すると、環境省でペットの災害対策に関するガイドラインやリーフレットを作成していることが分かりましたので、ここにご紹介します。

●ペットの災害対策(環境省)

●「備えよう!いつもいっしょにいたいから」(環境省)
自宅でできるペットの災害対策について、とても分かりやすくまとめられたパンフレットです。その中から、「動物のための持ち出すものリスト」をご紹介します。

「備えよう!いつもいっしょにいたいから」(環境省)をもとにガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます)

「備えよう!いつもいっしょにいたいから」(環境省)をもとにガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます)


自宅にある物ばかりですが、意識してまとめておく必要があるな……と改めて気付きました。この他、住まいの防災対策や家族で話し合う項目、迷子札やマイクロチップ、基本的なしつけについてまとめられています。ホームページから、PDFをダウンロードできるので、ぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。

日頃から時間をかけて備えておくべきことは?

他の人や初めてのお友達にも、たくさん会ってるよ!

他の人や初めてのお友達にも、たくさん会ってるよ!

地震対策をしたり、避難用品を備えておくことは、人間と共通ですが、避難するときにキャリーバッグやケージに入れるよう、日頃から慣れさせておいたり、他の人の迷惑にならないよう、基本的なしつけをしておくことが必要とのことでした。特に、避難所等で大勢の人や動物と接するので、人や他のペットに慣れさせておくことも大切なのだそうです。

いつ災害が起こるかは予測できませんが、起きてしまった後に「やっておけば良かった」ということを少しでも減らせるように、今からできる備えを始めていきましょう。

【関連リンク】
●入る?入らない?ペットの保険
●ペット費用に見る!? わが家の消費傾向
●ペット費用は健康&コミュニケーション力重視?
●ペット保険(ガイド野崎洋之氏)
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