ペット保険、加入する場合は、どう選ぶ?

家族同様のペット達、病気やケガにどう備える?

家族同様のペット達、病気やケガにどう備える?

犬や猫などのペットを飼っている方と話していると、ケガや病気の話題も出てきます。ペットの医療費には、公的な医療保険制度がなく、全額自己負担のため、特にケガや病気をしやすい子犬やシニア犬がいる場合は、「ペット保険に入っていて助かった!」というケースも多いようです。とはいえ、保険料も侮れませんので、「元気なうちは、あまり必要ないかな?」と思われがちです。

ガイド平野家では、これまでかかりつけの動物病院の会員になって、その病院で受ける医療費等が割引になる制度を利用してきました。このままペット保険には入らなくてもいいかな? と思っていたのですが、昨年、2匹目のペット(ポメラニアン・ベルナルド)が来たときは、「子犬のうちは、入っておくと安心ですよ」と勧められ、初めてペット保険に加入しました。

1匹目のペット(ポメラニアン・レゴラス)は、間もなく6歳で、人間でいうと、中高年になるそうです。一定の年齢になると、保険に加入できない場合もある、と聞いたので、お誕生日前にペット保険に加入することにしました。「ペット保険 比較」と検索したところ、あまりの種類の多さにビックリ! 希望の条件に該当する複数の会社のパンフレットを一括請求して、比較をしてみたところ、ペット保険ならではのしくみも分かりました。主な項目を以下にご紹介します。

●補償割合
保険の対象となる治療をした場合、その費用に補償割合を掛けた金額が支払われます。50%や70%、という保険会社が多いですが、中には80%~100%という会社もあります。

●保険金支払い限度額
保険会社によって、「通院・入院日数や手術の回数に制限」があったり、「1日(1回)あたりの金額に上限」があったりします。一方、「日数や回数、1回あたりの金額に制限はなく、保険期間中の支払保険金に、まとめて50万円、70万円、などの限度額を設けている」という会社もあります。

●加入できる年齢
「新規加入できる年齢」や「継続加入できる年齢」は、例えば「12~13歳まで、など一定年齢までに加入すれば終身加入できる」「終身加入できる」など、保険会社によって異なります。

●ペット賠償責任特約
ペットが他人に噛みついてケガをさせてしまったなどで、損害賠償責任が生じた場合、1事故につき支払限度額まで補償がされる特約です。火災保険など、人間が入る損害保険などで、「個人賠償責任保険」という特約がありますが、その中にも「ペットが他人に咬みついて損害賠償責任が生じた場合」が含まれています。「既に他の保険でこの特約を付けているから、ペット保険に付ける必要がない」という方もいれば、「心配だから、ペット保険にも特約を付けたい」という方もいるでしょう。特約を希望する場合は、付けられる会社かどうか、支払限度額はいくらか、示談交渉サービスの追加はできるか、なども確認しましょう。
【参考コラム】●誤って他人にケガさせてしまったら、賠償額どうする?

●保険料
加入時の年齢やペットの種類(犬・猫等)、品種や体重によって、異なります。また、毎年保険料が上がる会社と、数年ごとに保険料が上がる会社とがあります。

●割引制度
無事故割引、多頭飼い割引、WEB割引などを設けている会社があります。

目先の保険料だけでなく、長い目で検討しよう

レゴラス(ポメラニアン)も保険証を作ってもらいました。

レゴラス(ポメラニアン)も保険証を作ってもらいました。

「どこまで保険で安心を買うか」という悩みは、人間の保険と同じです。いろいろ検討した結果、ガイド平野家では、70%プラン(限度額70万円)で終身継続可能の保険会社を2社(A社とB社)まで絞り込みました。新規加入時の保険料は、A社の方が安いけれども、翌年以降の保険料を比較すると、B社の方が安いことが分かり、B社に決定しました。年齢が若いうちは保険料が安くても、高齢になると急に保険料が高くなる会社もあります。高齢期まで加入した場合の保険料総額、という視点も取り入れてみてください。

また、保険料だけでなく、契約者向けに「ペットの健康相談サービス」など、付帯サービスがある会社もあります。飼っているペットの種類や年齢、かかりつけの動物病院で使える保険かどうか、など、ニーズに合わせてご検討ください。

■注意事項
ペット保険でも、保険金が支払われない期間(待機期間)や、保険金が支払われないケース(免責事由)があります。

●待機期間:新規で加入した場合、保険契約日から一定期間は、ケガや病気の治療を始めても保険金が支払われません。保険会社によって、日数等は異なりますが、例えば、ガイド平野が契約した保険では、「保険始期から15日以内のケガ、30日以内の疾病、90日以内のガン」は補償されない、となっていました。

●免責事由:契約者・被保険者等の故意・重過失によるものや既往症・先天性疾患、予防可能な感染症(フィラリア症など)のほか、地震・噴火等の自然災害によって生じたケガ・病気についても、補償対象外となっています。重要事項説明書に、細かく記載されていますので、契約申込の前に、ぜひ一度目を通すことをお勧めします。

ペット保険に入ったから安心、ではなく、病気の早期発見や予防はもっと大切です。ガイド平野家でも、気を引き締めて、大切に飼っていきたいと思います。

>>ペットの災害対策、今からできることは?