自分のための曲があってそれをうたえるのは幸せに思います
――『snow irony』とか自分が入ってからの曲が出来たのは大きいんじゃないですか。「ああ、そうですね」
――前のメンバーのパートじゃなくて。自分の声のための曲で演れるっていう。
「新曲に『blue light』ってのがあるんですけど、(プロデューサーの)サクライさんに『和田の甘い声が使いたかった』って言ってもらえて、それ聞いて今この4人のための曲を作ってもらえてるんだなって嬉しかったですね。アイドルになるのも、Maison book girlに入るのも、もともとやりたかったことは歌をうたうことなので、自分のための曲があってそれをうたえるのは幸せに思います」
写真は2016年3月21日「韻果MATSURI Vol.11」(渋谷VUENOS)より
――では今回の新譜の中でもいちばん思い入れがある。
「思い入れもそうですし、いままでのMaison book girlの曲の中でいちばん好きです。他人の曲だったとしても好きになってたと思います」
――あらためてサクライさん最高、と。
「えー……曲は超いいのになあって感じです」
――曲は、なんですね(笑)。ただMaison book girlって「サクライさんが作る曲がいい」と言われるからこそ、メンバーとしては負けられないみたいなところもあるんじゃないですか?
「そうですね。ネットに『楽曲ありき』とか『曲が良すぎてメンバーがついていけてない』みたいなこと書かれてると、すごいむかつきます。負けてたまるかって気になります」
――今回の新譜や最近のライブを見てると、前に比べて4人とサクライさんのトラックがより対等に組み合ってる感じしますね。4人+サクライさんじゃなくてMaison book girlの音になってるというか。
「今度のシングルは自分でもすごい家で聞いてます。レコーディングも何度もしましたし、好きな歌声に近づけるように練習してきた経緯があるんで、前より自分の歌声が好きになれたんですよ」
写真は2016年3月21日「韻果MATSURI Vol.11」(渋谷VUENOS)より
写真は2016年3月21日「韻果MATSURI Vol.11」(渋谷VUENOS)より
――あらためて今のMaison book girlが和田さんにとっていい環境だということですね。では和田さんの2年目の目標ってありますか?
「そうだなぁ……えっと女の子のファンが欲しいです。グループ全体でもいえることなんですけど。もうちょっと女の子に好きになってもらえないかな? って思ってるんですけど」
――女の子が好きになる要素はあるんですけどね。
「客観的に見てもグループのコンセプトとかもいいなって思うし、同じように思う女性を増やすためにどうすればいいだろうと思いますね……。ゆくゆくは女子限定イベントとかやりたい、という野望があります」
――どんな雰囲気になるんでしょうね。
「きっとみんなオイオイ言わないだろうなあ。どうなるんだろう……黄色い声援が浴びたくて!」
――ライブでよくある「男の子ー!」「女の子ー!」「みんなでー!」って声援あげさせるやつとかやりたいですよね。
「あ~、それやりたいですね! それがやれるくらい女の子増えないかなあ。ツーマンとかでバンドとやらせてもらうことがあって、バンドのファンの女の子がチェキ撮りに来てくれたりするとすごい嬉しくって。いろんな対バンとかで女の子のファン増やしたいです」
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Maison book girl 1st EP『summer continue』 発売:2016年3月30日 価格:¥1,500+TAX <収録曲> 1.lost AGE 2.blue light 3.bed 4.empty
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