サラダだけじゃモッタイナイ。ドレッシングを料理に使ってみよう

ドレッシング

サラダだけじゃモッタイナイ。ドレッシングを簡単かつ美味しく使える方法を探してみました

いつも同じ味じゃ飽きる。でも、いろんな調味料を揃えても使いきれない。一人暮らしの悩みです。野菜を食べなくちゃ。サラダとドレッシングを買ったけれど、そのドレッシングが余ってしまう。これも一人暮らしの悩みです。

でも、その余ったドレッシング、料理にも使えないでしょうか。むしろ手持ちの調味料だけでは出せないような複雑な味付けができて美味しいのでは。そこで今回はドレッシングを使った料理にチャレンジしてみました。

ドレッシングも値段や種類がピンキリではありますが、一人暮らしでも買いやすいリーズナブルかつ基本的な味の商品を中心に「混ぜご飯」「「スープ」「野菜炒め」に合わせてみました。また、その結果をもとに、ドレッシングを使った本格料理もご提案します。サラダ以外にどんな料理に使えるのか、はたまた最も使い勝手のいいドレッシングは何味なのか調べてみました。

今回使ったドレッシングはこちら!

いまやドレッシングは星の数と言っても過言ではないほど様々な味付けがありますが、今回は定番と言われる「和風」「中華」「イタリアン」「フレンチ」「サウザンアイランド」の5種類を用意しました。値段にもかなり差がありますが、一人暮らしでも購入しやすいよう『ローソンストア100』で購入できる税込108円のドレッシングから選びました。
ドレッシング

定番ドレッシング5種類で試してみました

■野菜のドレス和風たまねぎ(イカリ)
■中華ドレッシング(ローソン)
■イタリアンドレッシング(ローソン)
■フレンチドレッシング白(ローソン)
■1000アイランド(キューピー)


なお、感想はあくまでもガイドの主観です。また、他のメーカーのドレッシングを使用すると、同様の結果になるとは限りません。ご了承ください。

ドレッシングで混ぜご飯

日本人といえばお米。では、お米とドレッシングの相性はどうなのでしょうか。炊きたてのご飯に混ぜて食べてみました。混ぜた分量はご飯30gに対して、小さじ1です。
ドレッシング

ドレッシングをご飯に混ぜてみると…

■野菜のドレス和風たまねぎ(イカリ)
(結果)○
一言でいうと、醤油と旨み調味料をご飯に混ぜた感じ。そこにほのかな玉ねぎの香りもして、とても美味しいです。酸味はあまり感じず、ノンオイルのせいか、意外とあっさりと食べられます。他の具材とともに炊き込みご飯の味つけとして使うと、より旨みがプラスされて美味しく食べられそうです。

■中華ドレッシング(ローソン)
(結果)◎
ごま油の香りがよく、箸が進む味です。とても美味しい。卵かけご飯の醤油がわりに使うと、いつもとひと味違った美味しさが楽しめそう。蒸し鶏と香菜を添えると、エスニックテイストなカフェご飯が楽しめそうです(実際に作ってみました!→詳しくはこちら!)。

■イタリアンドレッシング(ローソン)
(結果)◎
ドレッシングならではの酸味を強く感じますが、旨みが強く、意外にもご飯とよく合います。ライスサラダのような印象。塩気がやや足りない感じがありますが、例えばカリカリに炒めたベーコンなどと一緒に混ぜ合わせると、ほどよくなりそう(実際に作ってみました!→詳しくはこちら!)。

■フレンチドレッシング白(ローソン)

(結果)△
食べられますが、イマイチ。お米にドレッシングが馴染まず、べたつきます。ちょっと冷めてくると、味をほとんど感じません。おすすめしません。

■1000アイランド(キューピー)
(結果)×
サウザンアイランドならではの独特な香りがご飯にあまり合いません。また、フレンチドレッシング同様、お米に馴染まず、べたつきます。美味しくありません。

■総評

中華・フレンチのドレッシングは、意外にもご飯との相性もよいです。ドレッシングだけでは物足りなさや味気なさを感じますが、他の具材と一緒に混ぜご飯にすれば、おもてなし料理に化ける可能性も。中華とフレンチのドレッシングを使った本格混ぜご飯のレシピは、こちらに掲載しました。

ドレッシングでスープ

味や旨みがしっかりとしているドレッシング。お湯で薄めたら、美味しいスープとして飲めるのでは!? 試してみました。お湯50mlにドレッシング小さじ1を使っています。
ドレッシング

ドレッシングをお湯で薄めてみると…

■野菜のドレス和風たまねぎ(イカリ)
(結果 ○)
酸っぱい香りが鼻につきますが、たまねぎの香りと旨みがあって、美味しく感じます。ただし、味や旨みの濃さにやや物足りなさがあるため、キノコなどの旨みの強い食材を加えると、より美味しく飲めそうです。

■中華ドレッシング(ローソン)
(結果 ○)
混ぜご飯ではほとんど感じませんでしたが、お湯をそそぐと、酸味がかなり強く感じます。ただし、旨みがあって、ごま油の香りもよい。そのままでは物足りないので、酸辣湯風に仕上げると美味しく飲めそうな気がします(実際に作ってみました!→詳しくはこちら!)。

■イタリアンドレッシング(ローソン)
(結果 △)
やはり酸味がかなり強くて、飲みにくい。トマトなど野菜の酸味を足して、お酢を和らげると、美味しく飲めるかもしれません。味の調整も必要。

■フレンチドレッシング白(ローソン)
■1000アイランド(キューピー)

(結果 ×)
どちらのドレッシングもお湯をそそぐと、香りも味も薄くなってしまい、何を飲んでいるのかわからない状態になりました。サウザンアイランドは微妙に香りが残っていますが…。スープには不向きです。

■総評
ドレッシングはどれも酢を使っているため、お湯を注ぐと、かなりすっぱい香りが立ち、飲みにくいものが多いです。また、薄めて飲む前提のものではないので、味がかなり物足りなく、濃くすると油分が気になります。スープにできなくはないですが、他の調味料を足す必要がありそうです。他の具材や調味料を少しプラスして作った本格スープのレシピは、こちらに掲載しました。

ドレッシングで野菜炒め

野菜炒め

ファミリーマートのカット野菜『もやし野菜炒めセット』

野菜を簡単にたくさん食べるなら野菜炒め。でも、いつも塩こしょうではワンパターンです。手持ちのドレッシングで炒めてみたらどうでしょうか。野菜はファミリーマートのカット野菜『もやし野菜炒めセット』を使い、野菜80gに対し、大さじ1のドレッシングで味をつけました。

 
ドレッシング

ドレッシングを野菜炒めの味つけに使ってみると…

■野菜のドレス和風たまねぎ(イカリ)
(結果 ◎)
あっさりとした、でも旨みの強い醤油味の炒め物になりました。野菜によくなじんで美味しいです。いろんな調味料を混ぜ合わせなくても、この味が出せるのはとても良いです。

■中華ドレッシング(ローソン)
(結果 ◎)
ちょっと酸味が残りますが、ふわっとごま油の香る中華風の野菜炒めができました。和風と同様、野菜とよく馴染みます。野菜に限らず、肉などの炒め物や焼き物の味つけの調味料として、手軽に使えそうです。

■イタリアンドレッシング(ローソン)
(結果 ◎)
酸味があって、爽やかな味。野菜にもよく馴染みこちらも悪くはありません。

■フレンチドレッシング白(ローソン)
(結果 ○)
酸味が残っていますが、そのおかげなのか、フレンチドレッシング独特のべたべたした感じがなく、あっさりとしています。ただ、和風・中華・イタリアンに比べると、野菜の表面にまとわりついているだけで、味が馴染みきっていない感じがします。そのせいか、塩気も物足りなく感じます。

■1000アイランド(キューピー)
(結果 ○)
フレンチドレッシング同様、酸味があり、あっさりとした野菜炒め。香りは独特。味は馴染みきっていませんが、マヨネーズとケチャップを足したような風味は、野菜炒めよりも肉のソテーなどにソースとしてかけたり、からめたりした方が合いそうです(実際に作ってみました!→詳しくはこちら!)。

■総評
どのドレッシングを使ったものでも美味しく食べられました。ただ、それぞれのドレッシングはそのままであれば、まったく味が違うのに、野菜を炒めてしまうと、思ったよりはその個性が消えてしまうように感じました。一言で言うと、酸味のある野菜炒め。量をもう少し増やしてみてもいいのかもしれません。

その中でも個性が強く残ったのがサウザンアイランド。これは野菜よりも肉に合いそうな印象でしたので、本格肉料理のソースとして使ってみました。レシピはこちらに掲載しました。

ドレッシングで本格料理

■中華ドレッシングで蒸し鶏とパクチーのエスニック風混ぜご飯
蒸し鶏とパクチーのエスニック風混ぜご飯

蒸し鶏とパクチーのエスニック風混ぜご飯

ささみ(1本)を耐熱容器に入れ、酒(小さじ1)と塩少々を振って、(600W)で3分加熱します。冷めるまで置いたら、手で細かく裂きます。パクチー(2本)を1cm程度の長さに切ります。炊きたてご飯(150g)にパクチー、ささみ、中華ドレッシング(大さじ1)を加えて、よく混ぜ合わせます。

エスニック系の料理が好みの人にはタマラナイ味になりました。中華ドレッシングのごま油と醤油の風味がご飯によくからみ、パクチーの独特な香りが加わると、混ぜているのがドレッシングということを忘れます。ささみの食感もアクセンに◎。簡単に異国情緒漂うご飯が作れます。ドレッシングの水気があるので、ご飯は硬めに炊くのがおすすめ。

■イタリアンドレッシングでクレソンとベーコンの洋風混ぜご飯
クレソンとベーコンの洋風混ぜご飯

クレソンとベーコンの洋風混ぜご飯

クレソン(2本)を1cm程度の長さに切ります。ベーコンは5mm程度の幅に切り、フライパンに入れて弱火にかけ、カリカリになるまで炒めます。炊きたてご飯(150g)にクレソン、ベーコン、イタリアンドレッシング(大さじ1)を加えて、よく混ぜ合わせます。

ベーコンの旨みと塩気、クレソンの食感と香りが、爽やかなイタリアンドレッシングにとてもよく合います。ご飯との相性もよく、ドレッシングに含まれる香辛料が食欲を刺激し、どんどん箸が進む味。クレソンはお好みで、なくてもOK。三つ葉やシソも合います。香りの強い野菜がおすすめです。

■中華ドレッシングで酸辣湯風スープ
酸辣湯風スープ

酸辣湯風スープ

鍋に水(250ml)とスライス干ししいたけ(3g)を入れて、火にかけます。煮立ったら、2~3分煮たててから中華ドレッシング(大さじ1)と塩少々を加え、最後に溶き卵(1/2個分)を回しいれます。お好みでブラックペッパーを振ってください。

ドレッシングの程よい酸味が酸辣湯のよう。中華料理ならではの複雑な味わいも、ドレッシングで手軽に再現できます。ドレッシングだけで物足りない旨みの部分を干ししいたけを加えることで補っています。干ししいたけがなければ、鶏ガラスープのもとなどを少々加えても美味しい。

■サウザンアイランドでコク旨ポークソテー
コク旨ポークソテー

コク旨ポークソテー

フライパンにサラダ油(小さじ2)を熱し、豚ロース肉(生姜焼き用・3枚)を焼きます。肉の色がほぼ変わったら、サウザンアイランド(大さじ1.5)を加え、肉によくからませます。ドレッシングが少し茶色がかるくらいまで煮詰めたら、盛りつけます。

サウザンアイランドは、意外にもお肉によく合うドレッシングという新発見。ケチャップとマヨネーズを混ぜたような味わいですが、玉ねぎなどの刻んだ野菜も入っていて、その風味が単にそのふたつの調味料を混ぜただけのときよりも、コクや旨みを増しています。ドレッシングは少し煮詰めると、甘みが引き立ち、とろみがついて、肉によくからみます。

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