育児ストレスの根本的な原因を取り去ろう!

育児ストレスは根こそぎ排除しないと慢性化しがち…

育児ストレスは根こそぎ排除しないと慢性化しがち…

一難去ってまた一難……。エンドレスな育児ストレス、本当にイヤですよね。この記事では、一般的に言われているストレス解消法にはない、根っこへのアプローチをご紹介。心理学的に推奨されている育児ストレス解消法を2つお伝えしていきます。


リフレッシュしても、すぐに戻ってくる育児ストレス

育児ストレスが溜まったとき、どのように解消していますか?

オウチーノ総研が、首都圏在住の育児中の男女700名(20~45歳)を対象に行った「子育てに関するアンケート調査」で、84%のママが育児ストレスを抱えていることが分かりました。

その方たちのストレス解消法として挙げられていたのが、
  • 睡眠をとる(29.8%)
  • ママ友と話す・相談する(24.5%)
  • おいしいものを食べる(23.3%)
  • 一人の時間を作る(22.7%)
これを見ると、誰かと関わらなくていい時間が重要な一方、悩みを分かち合う場も大切なストレス解消の場となっているのが分かります。

しかし、この調査で、育児ストレスが「時々」「ほとんどなし」と回答したのがわずか16%ということを踏まえると、これらのストレス解消法は、”その場のリフレッシュ法”として位置づけられているのがよく分かります。

「ママ友と話してスッキリした~!」
「甘いケーキを食べて大満足♪」
でも、数日後、いや、数時間後には、「またストレスが舞い戻ってきてしまった」という経験を多くの方がしているのです。


育児ストレスの根っこはもっと奥にある

育児ストレスで悩んでいるとき、その場から距離を置くと、その時間はストレスから解放されます。「そらし」という方法で、距離を作ることで、一時的に気分がまぎれるのです。それでそのままポジティブな軌道に乗れる方もいらっしゃいます。しかし実際には多くの方が、「育児ストレスの再来」を経験しています。なぜなら、残念ながら、根本が解決されたわけではないからです。

筆者はカウンセリングの中で、「ストレス診断」を行うことがあるのですが、それで見えてくるのは、育児ストレスが慢性化している方には、ある共通した傾向が見られるということ。それは「ハードルの高さ」。ハードルには2タイプあり、1つの方もいれば、2つともという方もいます。

実際、カウンセリングを進めていると、そのハードルこそが、育児ストレスの元凶となっているケースが多く、要は、そのハードルさえ対処できれば、育児ストレスの根本的な要因をなくすことができるというわけです。アンケート結果にあった「睡眠をとる」「ママ友と話す・相談する」「おいしいものを食べる」「一人の時間を作る」のようなリフレッシュ法も、それまで以上の効果を実感できるようになります。

>>次ページでは、育児ストレスの根本的な原因になっている2つのハードルについてお伝えしていきます。