パワーポイント(PowerPoint)の使い方/アニメーションの設定

PowerPointのアニメーションでエンドロールを作る方法(2ページ目)

PowerPointのアニメーション機能を使うと、映画の最後に流れるエンドロールや、テレビ番組の最後に流れるクレジットのような動きを作成できます。PowerPoint2016/2013/2010で、文字が画面の下から上へ動く「映画方式のエンドロール」と、画面の右から左へ動く「テレビ番組方式のエンドロール」の2種類を作成してみましょう。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド


エンドロールはゆっくり動かすと効果的

「アニメーション」タブの「継続時間」には「15.00秒」と表示されています。
これは、すべての文字が画面から流れ去るまでに15秒かかるという意味です。エンドロールの文字が早く流れてしまうと、肝心の名前が読み取れません。「名残惜しい」印象を残すには、少々ゆっくり動かしたほうがいいでしょう。
元の文字の分量によって最適な秒数は異なるので、いろいろな秒数を試してみるといいだろう。

元の文字の分量によって最適な秒数は異なるので、いろいろな秒数を試してみるといいだろう。


アニメーションの速さを設定するには、「15.00秒」の右横にある▲ボタンをクリックして、数字を大きくします。
ここでは「20.00秒」に設定した。▼ボタンをクリックして数字を小さくすると、アニメーションが速く動く。

ここでは「20.00秒」に設定した。▼ボタンをクリックして数字を小さくすると、アニメーションが速く動く。


設定が完了したら、「F5」キーを押して、スライドショーでアニメーションを確認します。
スライドショーを実行すると、最初はスライドの背景だけが表示される。

スライドショーを実行すると、最初はスライドの背景だけが表示される。


名前の一覧が、画面の下から上へとゆっくり流れるエンドロールの動きが付いたことが確認できます。
スライドショーの画面でクリックすると、画面下から文字がゆっくりと上方向に表示される。

スライドショーの画面でクリックすると、画面下から文字がゆっくりと上方向に表示される。

最後の文字が画面の上端に消えるまで、自動的に文字が動く。

最後の文字が画面の上端に消えるまで、自動的に文字が動く。


これで、映画方式のエンドロールは完成です。

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