乗り心地も装備内容も高級サルーンなみ

A4オールロードクワトロは欧州では2009年から販売されていましたが、日本で発売されたのは2010年11月。それも250台限定でのリリースでした。

A4オールロードクワトロundefinedインテリア

写真は左ですが、日本販売車はすべて右ハンドルです。本革シートに組み合わされたのは、2010年~2012年がウォールナット、2013年がビューフォートオーク(写真)


かつて日本では2001年からA6をベースにしたオールロードが、2006年にはA6のモデルチェンジに合わせて名称をA6オールロードに変えて販売されていましたが、2009年に販売が終了。

それから3年近くオールロードの名が(最低地上高を高めたアウディ製のステーションワゴンが)途絶えていました。

ちょうどこの頃、人気を博していたのが背の高いSUV。X5を擁したBMWなどライバルと比べてやや出遅れ感のあったアウディも、2006年にQ7を、2009年にQ5をリリースしました。最低地上高の高いステーションワゴンよりも、まずはそちらに注力、ということなんでしょう。

Q5が人気を博したことで、ようやく、でも様子見のように限定販売されたA4オールロードクワトロ。しかし人気は根強かったようです。

何しろ翌2011年8月にはさらに限定300台で、2012年8月には200台、2013年は250台と小刻みにリリース。そして2014年にはついにカタログモデルとして販売されるに至りました。
A4オールロードクワトロundefinedラゲージ

ラゲージ容量はA4アバントと同じ490L。後席を倒せば1490Lにまで拡大します


いずれも最低地上高はベースであるA4アバントより40mm高めた160mmとし、専用のサスペンションを装備。これがよくできた足回りで、高速道路で高級サルーンのような乗り心地を提供してくれます。

普段の日常での場面も、アウトドアを楽しむ際の遠出でも、この極上の乗り心地は購入した際に大きな満足感に繋がるはず。

人気のアウディであり、流行のSUV、というツボは押さえている

エンジンは2Lの直噴ターボエンジンに7速Sトロニックの組み合わせ。1870kgのQ5でも問題ない組み合わせですから、それより100kg軽いA4オールロードクワトロならもちろん頼りになる心臓部です。

ワングレードのみで、本革シートや前席電動パワーシート、前席シートヒーター、リヤサブウーファー付き10スピーカー、HDDナビ機能付きのMMI(マルチメディアインターフェイス)、専用ルーフレールなどが標準装備……とまぁ、乗り心地が高級サルーンなだけでなく、装備もゴージャスです。

これがQ5よりも安く買えるのです。本革シートと前席シートヒーターはQ5ではオプションなのに、です。もちろんラフロードや雪道、濡れた山道などでのタフガイぶりは同じ。加えて高速道路での乗り心地は、A4オールロードクワトロのほうが上だと思います。

確かに流行のスタイルはQ5のような背のあるSUVでしょうが、人がたくさん乗っている車より「あら、この車は何というの?」と聞かれる車のほうがいいという人も多いのでは。

その割に人気のアウディであり流行のSUV、という具合にトレンドのツボは押さえています。春は山のキャンプに、夏は海にと一年中使えるA4オールロードクワトロ。新車の半額以下、Q5よりお買い得感のある今こそおいしい時期だと思いませんか?

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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