Wi-Fiあり! 大学内にある穴場カフェ
トレビの泉近くに建つ教皇庁立グレゴリアーナ大学は、神学生も通う歴史ある大学ですが、実は構内にあるカフェは部外者でも利用できてちょっとした休憩にもってこいの穴場です。その名もグレッグ・カフェ。奥には外の景色を楽しめるインドアのテラス席もあります。もちろんWi-Fiもあり、パスワードはトレイの敷き紙に記載されています。(※大学構内はバチカンの治外法権エリアです)この敷き紙をはじめ、インテリアにモチーフとして使われているのが世界地図。さすがイエズス会の大学です。オリジナルグッズに、この世界地図がモチーフのマグカップ(10ユーロ)もあります。また、聖年の巡礼者のためのお弁当セット(Sacchetto del pellegrino)も販売。ガイドのおすすめは大学のロゴが入ったビニールバッグで、中にはサンドイッチと水が入って5ユーロ。使用後はお土産にもなり、小腹がすいた人には一石二鳥です。
本来の趣旨は「学食」なだけあって、ランチのセットメニューが充実、しかもお手頃です。値段には3種類あり、一番安いのが学生や教授用の「Prezzo per interni」、次がゲスト用の「Prezzo per ospiti」、外部のお客様は「Prezzo per esterni」で一番高い料金になりますが、それでも写真の定食「Soluzione 6」は、パスタとつけあわせ、パン、水がついて8ユーロとお得です。パスタの代わりに肉料理なそのセコンド・ピアット、つけあわせの代わりにデザートを選ぶこともできます。また、すべて込みのフルセットは10ユーロとなっています。
お昼時は混雑するので、学生たちはホールのテーブルでも食事をしたりしています。威厳のある雰囲気のホールにはテーブルやイスが置いてあって読書にも最適。しばし学生気分が味わえます。このホールにあるトイレはとてもキレイで、全身鏡もあり。個室すべてが違う構造になっていて、おすすめです。
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■Greg Cafe
住所:Piazza della Pilotta, 4 00187 Roma
電話:06-67015409
営業時間:月曜~金曜7:30~18:00、土曜~13:00、日曜祝日定休
アクセス:トレビの泉を背にして、教会から延びる道(Via San Vincenzo)を5分直進
教皇庁立大学構内にあるので、入るときは服装に注意。肌を露出した服はNG。受付で声をかけられたら、カフェに行くと伝えてください。
コーヒーが抜群! バチカン近くのこだわりカフェ
サンピエトロ広場から歩いて10分弱、イタリアとバチカン市国を結ぶ鉄道の鉄橋をくぐるとカフェ・モックス外席のカラフルなイスが目に入ります。この店で出しているOfficina "5" Caffèブランドのコーヒーは、マイルドな味わいが特徴で人気。ローマでこのコーヒーが飲めるのは、この店を入れて5軒だけなんだそうです。コーヒーブランドのロゴが入ったオリジナルカップは大き目なので、カプチーノもたっぷり楽しめます。上の写真にあるカプチーノ(1.10ユーロ)とコルネット(90セント)は合わせて2ユーロ。もちろんテーブルでも同料金です。カフェではありますが、ランチフードにも力を入れています。カウンターの左側にはパスタやパニーノ、切り売りピッツァが並び、実物を見て選ぶことができます。パスタ5ユーロ、肉料理などのセコンド・ピアット6ユーロ、サラダやポテトなどの付け合わせが3ユーロ。またワインやビールも豊富にそろえているので、夕方のアペリティーヴォに利用するのもありです。ビールはイタリア国産と外国産合わせて30種類以上あるそうですよ。
店の外にはカラフルな椅子とテーブルが出ているので、バチカンの城壁や鉄橋を見ながらお茶をすることもできます。Wi-Fiもあり、朝6時から夜22時まで開いていて、とても便利。Officina "5" Caffèのコーヒーが気に入ったら、コーヒーの粉も売っています。くり返しになりますが、買えるのはローマで5軒だけですよ!
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■Caffè Mox
住所:Piazzale Gregorio VII, 23/27 00165 Roma
電話:06-39674499
営業時間:6時~22時、日曜定休、8月13日~23日夏季休業、(8月7時~20:30、10日~12日7時~15時)
アクセス:サンピエトロ広場からバチカン城壁を右に見ながらGregorio VII通りを歩き、鉄道の鉄橋をくぐったら目の前
見つけやすくて便利! パン屋が本業のチェーン・カフェ
イル・ジャンフォルナイオは1980年代にミルヴィオ橋エリアで創業した家族経営のパン屋。今やローマに5軒の店があり、毎日焼きたてのパンを提供しています。お店のマークは小麦の穂で、店内のアクセントにもなっています。広い店内にはパン、ピッツァやフォッカチア、ビスケット、ケーキ、コルネットなどアイテムごとにカウンターが分かれていて、天井からはパンをかたどったかわいい札が下がっています。まずは朝ごはん時に行ってみてください。通常バールで提供するコルネットは業者から仕入れたものですが、こちらはパン屋さんなので、もちろん朝食のコルネットも自家製です。コルネットはピスタチオのクリーム入りで、超おすすめです。お皿もアンティーク風で素敵。また、午後のお楽しみとしてアフタヌーンティを提供しています。紅茶とお菓子のビュッフェで8ユーロ。夕食前には、食前酒を飲みながら軽くおつまみを食べる「アペリチェーナ」など、1日のうちでいろいろな楽しみ方ができる店なのです。平日朝7:30から21時まで開いているのもうれしいところ。
写真の店はテスタッチォ地区(アヴェンティーノの丘の下)にありますが、あとの4軒は、プラーティ地区(バチカンとテヴェレ川の間)、パリオーリ地区(ローマ北部)、エウル地区(最寄駅EUR Palasport)、ミルヴィオ橋(スタディオ・オリンピコの先)にあります。各エリアに行く機会があったら、ぜひ探してみてください。
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■Il Gianfornaio
住所:Via Marmorata 159 00153 Roma
電話:06-57300008
営業時間:7:30~21:00、日曜9:00~20:30
アクセス:真実の口から徒歩15分ほど。テヴェレ川沿いに左方向に歩き、スブリチオ橋のところで左折してマルモラータ通りに入り、アヴェンティーノの丘に沿って歩くと右側にあります。