旧駅舎内のショップ街「mAAch」
さて、階段を下りきって外に出ると、先ほど「坑道」から見えた「現代風景」が気になった。早速、旧駅舎の内部をリニュアルしてできたショップ街「mAAch」を探索しよう。
ヨーロッパで見慣れたアーチ天井と煉瓦壁が続く空間の中にサマザな今のお店が軒を並べている。レストランカフェ、北欧インテリアショップ、雑貨ショップ、ほとんどが手作りクラフトやオリジナルグッズで探索には格好の場所だ。
中にはワークショップも開催している。
ちょうど木を削ってナイフやスプーンの製作風景があった。
ガラス越しに駅舎横を流れる神田川に反射して差してくる日差しがゆったり、ゆっくり感じられる。
新旧がうまく折り合いをつけながら、重く、温かく時を刻み、人肌のような柔らかさがある風景に一つとなって過ごす時間。
時を忘れて、時を感じる………至福の椅子の風景がここにある。
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■今回の関連リンク
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時代を刻む赤煉瓦と椅子のある風景 神田・旧万世橋駅
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