眼力がすごいカリスマギャングを熱演!
ジョニー・デップ主演の新作映画『ブラック・スキャンダル』は実話の映画化。ジョニーは伝説のギャングを怪演して、高い評価を得ました。原型をとどめぬコスプレで演技することもあれば、味わい深い演技を見せることもあり、なかなか多彩な魅力を持った俳優ジョニー。そこで、今回は『ブラック・スキャンダル』&ジョニー・デップ特集。彼の魅力に迫ってみました。『ブラック・スキャンダル』
コノリー(ジョエル・エドガートン)とパルジャー(ジョニー・デップ)とビル(ベネディクト・カンバーバッチ)は幼い頃からの仲間。彼らは大人になり、コノリーはFBI捜査官、ビルは政治家。そしてパルジャーはギャングに。FBIのコノリーが捜査協力をパルジャーに頼んだときから、3人の関係はただの友情では終わらなくなる……。
1970年代に起こった実話の映画化。ジョニーはカリスマ性のあるギャング、パルジャーを演じていますが、一瞬「誰?」と思ってしまうほどのルックスで登場。正直ご覧の通り、見た目はさえない男ですが「目で殺す!」とばかりの眼力があり、人の心の奥の奥まで見透かすような怖さを秘めた男を演じているジョニー。
今回はジョニーの熱演の前に演技派のカンバーバッチが霞むほど。おそらくこの映画の演技は、自身でも手応えを感じたのではないでしょうか。
ちなみにジョニーのハゲ頭はこれが初めてではなく映画『ラスベガスをやっつけろ』でも嬉々としてハゲ男を演じています。イケメンの自分にはあまり興味がないのかもしれませんね。
監督:スコット・クーパー 出演:ジョニー・デップ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチ、ロリー・コクレイン、ジェシー・プレモンス、ケヴィン・ベーコン、ピーター・サースガード、ダコタ・ジョンソンほか
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>では次のページより、ジョニー特集。まずはティム・バートンとのコンビ作から。