遊歩道の左右に氷の華が咲く「あしがくぼの氷柱」
三十槌の氷柱の南東に、もう一つ氷柱が絶景を作るスポットがあります。西武秩父線の芦ケ久保駅から西に徒歩約10分のところにある「あしがくぼの氷柱」です。幅約120メートル、高低差30メートルの公園のような敷地が、一面氷の世界となるのです。「あしがくぼの氷柱」は、園内の木々にまいた水が氷柱となるのです。水をまくのは人の手ですが、氷の彫刻を作り上げるのは自然の冷気です。園内でカーブを描く遊歩道、氷柱へのいざないロードの左右には氷の華が咲き乱れます。緩やかな傾斜を登っていると氷の柱が、上から、下から、横からと角度を変えて目に入ります。一つの氷柱でも異なる方向から眺めると、その度に豊かな表情で応えてくれます。
冷えたら広場の甘酒やおでんで体を温めて
公園の最上部の広場には椅子が並べられているので、座って氷の世界を見下ろすことができます。売店には体を中から温めたい人のために、甘酒やおでん、味噌田楽などが準備されています。<DATA>
開催期間:2016年1月4日(月)~2月28日(日)
※ライトアップは毎週金・土・日曜日の日没~午後8時まで
環境整備協力金:200円(中学生以上)
住所:埼玉県秩父郡横瀬町芦ケ久保
アクセス:西武秩父線芦ケ久保駅から西に徒歩約10分
地図:あしがくぼの氷柱