アーティスト同士のコラボレーションが楽しい。前回公演より。(c)Jun Wajda
日本初!新年を祝うミュージカル・コンサート
オーケストラ、バレエ、歌舞伎などでは“ニューイヤー” “初春”を銘打った定番的な公演は数あれど、ミュージカル・コンサートがないのはなぜか?そこで国内初、新年にミュージカルの名曲で盛り上がろう!新しい1年に向けてエネルギーを蓄えよう!と企画されたのが、『ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2016』です。世界トップクラスの実力派ミュージカルスター5人が来日。『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』など大作ミュージカルはもちろんのこと、『王様と私』『雨に唄えば』『キャッツ』『ウエスト・サイド・ストーリー』『サウンド・オブ・ミュージック』などの有名曲を歌い尽くすというこのコンサート。ミュージカルファンだけでなく、家族や友人、大切な人を誘って、共に新年を祝うのにピッタリといえるでしょう。
3名が初来日。シンデレラ、エルファバ、ファントム、
バルジャン、カジモドが揃う!
出演者5名中、なんと3名が初来日!ローラ・オズネスはブロードウェイの『ロジャース&ハマースタインの「シンデレラ」』でオリジナルのシンデレラ役を演じ、トニー賞主演女優賞にもノミネートされたプリンセス。レイチェル・タッカーは『ウィキッド』の主役エルファバをブロードウェイとウエストエンドで演じる実力派。ハワード・マクギリンは『オペラ座の怪人』のファントム役としてブロードウェイで最多公演回数を誇り、トニー賞に2度ノミネートされたベテランです。そこに『ノートルダム・ド・パリ』と『フレンチ・ミュージカル・コンサート 2014』で来日し、大人気を博したロベール・マリアンとマット・ローランが加わるという贅沢さ。つまり、シンデレラとエルファバ、ファントム、ジャン・バルジャン、カジモドが一堂に会するという、世界初の顔合わせとなるわけです!それぞれ持ち歌を披露する他、意外な曲やコラボレーションもあるとか。最近は一昔前では考えられないようなミュージカルスターが来日してくれるようになって嬉しい限りですね。