パワーポイント(PowerPoint)の使い方/パワーポイントの基本操作

スライドの校閲に威力を発揮する「インクツール」(2ページ目)

後輩や部下からスライドのチェックを頼まれたときに、気づいた点をどのようにして伝えますか?PowerPointの「インク」機能を使うと、印刷した用紙に赤字を入れる感覚で、スライドに直接文字や図形を書き込むことができます。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド


文字や細い線は「ペン」が最適!

後輩や部下からスライドのチェックを頼まれたときに、気づいた点をどのようにして伝えますか?メールで伝える方法やPowerPointの「コメント」機能を使う方法がありますが、インク機能を使うと、印刷した用紙に赤字を入れる感覚で、スライドに直接文字や図形を書き込むことができます。

まず、インクを書き込みたいスライドを表示し、「校閲」タブの「インクの開始」ボタンをクリックします。

PowerPoint2013/2010でも同じ操作ができる

PowerPoint2013/2010でも同じ操作ができる


すると、「インクツール」の「ペン」タブが表れます。このタブには、ペンの種類や色などを設定する機能が用意されています。

「インクツール」タブ以外のタブをクリックすると、自動的に「インクツール」タブが非表示になる

「インクツール」タブ以外のタブをクリックすると、自動的に「インクツール」タブが非表示になる


ここでは、目次のスライドの文字の行間が詰まっているので、行間を広げるように指示をします。文字を描くなどの細かい操作をするときは、「インクツール」-「ペン」タブの左端にある「ペン」が最適です。

「ペン」を使うと、細い線を描くことができる

「ペン」を使うと、細い線を描くことができる


続けて、「色」ボタンをクリックしてペンの色を選びます。ここでは、赤を選択していますが、スライドに適用しているテーマに合わせてペンが目立つような色を選ぶといいでしょう。
「太さ」ボタンをクリックして、ペンの太さを変更することもできる

「太さ」ボタンをクリックして、ペンの太さを変更することもできる


マウスポインターの先端がペンに変化した状態で、スライド上をドラッグします。

スライド上をドラッグして線や図形を描く

スライド上をドラッグして線や図形を描く


簡単な文字であれば、マウスのドラッグ操作で描くこともできます。
ドラッグ操作で文字も描ける

ドラッグ操作で文字も描ける


  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます