スポーツを習い始める時に確認しておくポイント
ポイント1 子供の意志最近はメディアなどでスポーツ選手の活躍が取り上げられ、その姿に憧れてそのスポーツを始める子供も増えてきています。一人でも多くの子供達に体験する機会を増やし、広めるという意味では素晴らしいことですね。
ですが始めてみたものの、思ったより面白くなかった、練習がきつかったなどの理由で安易に辞める子供も増えてきているそうです。ですので、始める時に、「本当にそのスポーツを頑張ってやりたいのか」気持ちを確認したり、「1年間は続ける」「何級を取得するまでは辞めない」など、約束をしておくとよいでしょう。その為にも一度体験に行って、実際に試してみることをお勧めします。
ポイント2 親の当番や負担について
チームや道場によっては、親の役員制度があったり、日頃の練習のお茶当番があったりと結構親の協力が必要とされる場合があります。また試合への応援や送迎、練習場所は子供が一人で通える場所か、親の付き添いが必要かなども確認しておきましょう。
ポイント3 必要な費用
月々のお月謝や会費以外に、ユニフォームや防具代が必要ですね。それも一度購入すればよいのではなく、意外な消耗品もあります。例えば剣道の竹刀・甲手、サッカーのストッキング、陸上のシューズ、野球のバットなども上達するにつれて結構買い替えると聞いたことがあります。
また傷害保険、試合にいく費用や昇段審査料、合宿や遠征費など結構かさみます。事前にそのあたりも調べておくとよいでしょう。
中には子どもは続けたいと思っているのに、経済的な理由や親の都合で、途中で辞めさせざるを得ないということもあるようです。そのようなことがないように、初めから見通しを立てて習わせましょう。
スポーツは人生を豊かにする
小学生の頃に経験したスポーツは、中学高校での部活動で活かされたり、将来大人になった時、地域のチームに入って楽しんだりと、自分のペースに合わせ、一生続けることができるでしょう。たとえプレイするのでなくとも、観戦して楽しんだり、特定のチームを応援することで、感動したり、仲間と喜びを共有したりできます。疲れた時そのスポーツに触れることにより、癒されたり、リフレッシュできたり、仲間とのコミュニケーションに役立てたり、後の人生を豊かにするために大きく役 立ちます。
親は子供をチームや道場に任せっきりにするのではなく、日頃の練習を見学したり、時には励ましながら、一度は始めたスポーツとの出会いを大切に育ててあげたいですね。
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