メンズトレンチコートのベルトのおしゃれな結び方
トレンチコートを着るとき、意外にどうしていいかわからないのが「ベルトの結び方」。この記事では、3種類のおしゃれな結び方を解説していきます。<目次>
しっかり小粋に見せる結び方「フロント・ワンノット」
女性の場合、トレンチコートのベルトを蝶々結び(リボン結び)や片リボン結びをする方が多いですが、男性の場合、あまり可愛らしい印象になっても……と思うと悩んでしまいますね。そんな悩みを解決する結び方が「フロント・ワンノット」です。フロントワンノットは、ベルトをバックルで締めたあと、ベルトループに通さずすぐに、廻したベルトの内側の下から剣先をくぐらせて固結びをするだけの簡単なテクニック。ベルトをバックルに通さずにフロントの真ん中で固結びをする結び方は定番ですが、フロントワンノットはバックルを通したあとに固結びをするというのがコツ。バックルをフロントできれいに見せつつ、固結びでしっかり結び、ノット(結び目)で小粋で男らしい印象を簡単につくることができます。
コシのある生地のベルトだと、結び目を整えれば、浴衣帯のようにしっかりと留まります。ポイントは、ちょっとサイド寄りにすることと、バックルが表側になるように注意して結ぶこと。
全身で見るとこんな感じです!
後ろ姿を華やかに見せる「ダブルテール」
ベルトのバックル側と剣先側が両方、尻尾のように垂れるので「ダブルテール」と呼ばれるのがこの結び方。自分の好みに合わせて、タイトにもルーズにも結ぶことができます。インナーに合わせてウエストの加減を調整することもできます。■手順1:背中で一度軽く結ぶ 背中の左右にあるバックループにベルトを通して、一度軽く結びます。あまり強く結び過ぎるとシワがよるので少し余裕をもたせます。
手順2:もう一度結ぶ そして、もう一度さらに結びます。このとき、バックルの表側が見えるように結ぶのがコツです。
手順3:結び目をきれいに整える 結び目の形と位置を調整すれば完成です。「フロント・ワンノット」とほぼ同じ、固結びの要領なので、簡単に自分で後ろ手でさっと結べて、温度調節も簡単にできます。
後ろ結びですっきり見せる「ワンテール」
「ワンテール」は、ダブルテールよりもシンプルですっきりとしたバックの印象をつくることができる結び方です。■手順1:背中で剣先をバックルに通す ダブルテールと同じように、背中の左右にあるバックループにベルトを通し、剣先をバックルに通します。この時、たるみがないようにしっかりとベルトを締めます。
■手順2:ベルトの下から剣先をくぐらせる 次に、巻いたベルトの下から、ベルトの剣先をくぐらせ、一度固定させます。
■手順3:ベルトでループをつくる ベルトの剣先を巻いたベルトの内側の下から再び通し大きなループをつくります。
■手順4:ループを剣先に通す 手順3でつくったループに、ベルトの剣先を通します。
■手順5:剣先を引っ張って締める 最後に形を整えながら、ベルトの剣先側を引っ張って締めます。
以上、今回は3つのトレンチコートのベルトの結び方をご紹介しました。トレンチコートのベルトの結び方はたくさんあるのですが、中でもぜひ活用してもらいたい結び方をご紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。
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