何度読んでもやはり良い! ぐりぐらの絵本シリーズ
絵本の世界で1番有名なねずみと言えば、多くの人が「ぐりとぐら」と答えるでしょう。そんなぐりとぐらですが、みなさんは「ぐりとぐらシリーズ」に10冊以上の絵本があることをご存知ですか? どの絵本も何度読んでも面白い、素敵な作品ばかりです。今回は通販サイトAmazonの情報をもとに、シリーズの中から特に人気の高い5冊をランキング形式でご紹介します。まずは、第5位の作品からどうぞ!第5位 『ぐりとぐらの1ねんかん』
1月から12月まで、見開きにひと月ずつ季節感たっぷりの文章がつづられて、ぐりとぐらと愉快な仲間たち(?!)の楽しい1年が紹介されていきます。歌のようにリズミカルな文章を声に出して読めば、それだけでなんだか楽しい気分になってきます。毛糸を巻きながら、待ち遠しい春に思いをはせて仕事の予定を立てたり、洋服とお揃いの色の傘をさしたり、はたまた読書に勤しんだりと、どの月も本当に楽しい出来事があって、ぐりとぐらはとても幸せそうです……そんなぐりとぐらの毎日は、この絵本を読む子どもたちの生活そのものなのかもしれません。
さて、この絵本には読み聞かせだけではない色々な楽しみがありまして、読者のみなさんも、それぞれ違った楽しみ方を見つけているようです。例えば、カレンダー代わりにお部屋に飾ったり、各場面にある作者(山脇百合子さん)の「ゆりこ」と書かれたサインを探したり、あるいは月の名前を覚えるためのテキスト代わりに利用したり……。
でも、1番素敵な楽しみ方は、12月のページの真似をして「ことしいちばんうれしかったことをおはなしする」ことかもしれません。とは言っても、年末年始にだけ読むのではあまりにもったいない。季節の節目ごとに繰り返し読みたい絵本なのです。
【書籍データ】
書籍名:ぐりとぐらの1ねんかん
作:なかがわりえこ
絵:やまわきゆりこ
価格:1404円
出版社:福音館書店
推奨年齢:3歳くらいから
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>>次は、真夏の楽しい出来事を描いたあの作品がランクイン