全期間固定は先月に続いて低下傾向
今月は全期間固定は先月に続いて低下傾向で0.05%前後の低下になりました。フラット35も返済期間21年以上、20年以下ともに0.04%の低下でした。主な金融機関の今月の住宅ローン金利を、変動金利型、10年固定、長期の全期間固定に分けてご紹介します。変動金利型は信託銀行で適用金利が下がる
今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。<主な金融機関の変動金利型> ※2015年11月6日時点
変動金利型の金利は、基準となる金利に動きはありませんでした。三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行が最大引き下げ幅を0.05%拡大したことにより、適用金利が0.05%下がり0.625%とネット銀行を追随する水準になってきました。ネット銀行の金利は変わらず、ソニー銀行の「変動セレクト」・自己資金10%以上の場合で0.539%、イオン銀行が0.57%と金利が低い状況が続いています。
キャンペーンが始まった10年固定の金利は低水準
10 年固定の金利も全体的に低下傾向でした。そんな中、三菱東京UFJ銀行では10年固定の金利を0.01%引き下げるキャンペーンが始まり、適用金利は1.1%となりました。その他、三井住友信託銀行の最大引き下げ幅の場合で0.80%、住信SBIネット銀行のネット専用ローンで0.84%、三菱UFJ信託銀行の最大引き下げ幅の場合で0.83%と、低い水準が続いています。<主な金融機関の10年固定> ※2015年11月6日時点
固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。
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