筋トレ・筋肉トレーニング/目的別の筋トレメニュー

テレビ見ながら筋トレのススメ!運動嫌いな人に捧げるダイエット

「ラクして体を引き締めたい」というのは多くの人の願いではないでしょうか?残念ながら、何もせずに自然に体が引き締まっていくことはありません。「面倒くさがり屋」を自覚されている方のために、テレビ見ながら筋トレをご紹介します。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

「運動する時間がない」と言い訳していると……体はブヨブヨに

テレビ見ながら筋トレのススメ!運動嫌いな人に捧げるダイエット

何もしないと、どんどん体がたるんでしまう……

年々たるんでいく自分の体を見て、「なんとかしなければ」と危機感を覚えつつ、結局何もせずに日々を過ごしている方もいるのではないでしょうか?トレーニングは面倒くさい、私もそう思うことはあります。それでも、私は筋トレを続けています。なぜなら、やったらやった分だけ効果が得られるからです。

一度帰宅して家でリラックスすると、ジムに出かけるのも億劫ですし、仕事で疲れているのに体を動かす気にはなれない……。そんな毎日が続くと、当然ながら筋肉量は減り、体はどんどんたるんでいきます。そうして基礎代謝が落ちていくことで、中高年期には毎日ビール中ジョッキ分(180kcal)のカロリーが体に蓄えられるようになっていますから、体がたるんでいくのは、ごく自然な現象なのです。
 
<目次>
 

実はテレビを見ながらだって、筋トレできるんです

「自分は面倒くさがり屋だから」「忙しくて時間がない」と、問題を先のばししている方は、今日、テレビを見ながらでも構いませんから、筋トレを試してみませんか?大切なのは、まずやってみること。実際に体を動かしてみないと気づけないことも多々あるからです。

本来ならば、筋トレをする時には筋トレのみに集中した方がいいのですが、「ながら筋トレ」は、あなたの生活に筋トレの習慣を根づかせるきっかけにもなり得ます。

トレーニングにルールが多すぎると、今日は頑張れても、次回面倒くさくなるかもしれませんから、最初のハードルは低い方がいいのです。そして、続けることができたなら、確実に体に変化が表れて、「もっといろんな筋トレを試したい」と思う日がくるでしょう。
 

おすすめの「テレビを見ながら筋トレ」

テレビの方を見ながらできる筋トレを2種類紹介します。今回は、たるみやすいお腹・腕・太ももにアプローチする筋トレをチョイスしました。正しいフォームで動作することを心がけてください。
 

「レッグエクステンション」で太ももとお腹を引き締める

イスを活用して、腹筋や太ももを効率よく鍛えられる両脚でのレッグエクステンション。見た目は静かな運動ですが、実はとても優れた運動効果があり、特に腹筋の強化によるお腹引き締めに最適。オフィスでのスキマ時間にもおすすめです。

■How to
ステップ1

ステップ1

イスに浅めに腰かけ、座面の両端をしっかりと握る。背すじは伸ばして、できれば背もたれに背中をつけないように。
 
ステップ2

ステップ2

両手でカラダ全体のバランスをとりながら、ゆっくりと膝を伸ばす。

■ポイント
  • 動作中は足を床につけないように、連続して10回行います。1日2~3セットを目標に。
  • 脚を曲げ伸ばしする際も、背すじを伸ばしたままで行いましょう。
  • つらい場合は椅子の背もたれに寄りかかっても構いません。
 

「アームバックエクステンション」でほどよく筋肉のついた腕に

イスを使って行う、いわば腕立て伏せの反対側バージョン。二の腕の裏側を刺激して、腕を引き締めるのに役立ちます。

■How to
ステップ1

ステップ1

両手をイスについて身体を支える。指先は前に向けて行う。
 
ステップ2

ステップ2

ヒジを曲げて沈み込み、お尻を床すれすれに落としてから、ヒジを伸ばして1の姿勢に戻る(ここまでで1回) 。
 
アレンジバージョン

アレンジバージョン

より高い効果を得たい方におすすめのアレンジバージョン。両足の位置を遠くにすると、よりレベルが高くなる。

■ポイント
  • 連続して10回行います。1日2~3セットを目標に。

以上、テレビを見ながらできる筋トレをご紹介しましたが、いかがでしょうか?テレビで面白いシーンが続いていても、今回ご紹介した筋トレなら見逃さずにできますよね。

「必ずこうしなければならない」という形にとらわれると、筋トレは長続きしません。「ジムに行かなければ」「今日は3セットやらねば」「テレビを消さなければ」とルールを決めすぎず、まずは自分にとって長く続けられる方法を探りましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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