婚活アドバイザー×美容皮フ科ドクターの対談!
品川美容外科池袋院の弓削田ドクター(写真左)とガイド植草美幸(写真右)。
さっそくアラフォーが知っておくべきスキンケアについて、インタビュースタート!
Q.ストレスと美肌の関係って?
A.ストレスで女性ホルモンが乱れると肌に悪影響!
――会員の女性たちに会うといつも思うんですが、アラフォーともなると肌がきれいな人とそうでもない人がはっきり分かれてきますね。年齢的にお肌の曲がり角、というのもあると思うのですが、いわゆるバリキャリのエリート女性こそ、肌が荒れていたりするんです。そして、恋や婚活もうまくいかない!もしかして、ストレスと女性ホルモンのバランスも関係あるんでしょうか?
弓削田ドクター(以下、弓削田):「ストレスと女性ホルモンの関係は深いです。女性ホルモンと呼ばれるものの中には、エストロゲンとプロテストロンの2種類のホルモンがあって、いわゆる女性らしさ……つまり、体の丸みや肌の透明感を出してくれるという作用を持ちます。
エストロゲンとプロテストロンは両方卵巣から出るんですけれども、卵巣に命令を出すのが視床下部という脳の一部で、ストレスを感じる場所と非常に近いんですね。ストレスがあったりすると、視床下部から卵巣への刺激が乱れてしまうので、女性ホルモンのバランスも乱れてきてしまう。そうすると肌の不調などはもちろん、場合によっては生理不順なども同時に起こることもあります」
――へ~、やっぱりそうなんですね! もしかして、婚活して恋愛をして、ハッピーな気持ちになっているとストレスを軽減できたりもするのかしら?
弓削田:「恋愛でストレスがなくなるか……というのはもちろん個人差がありますが、発散をうまくできる方法を持っておくのはいいことだと思います」
――本人がストレスだと認識していなくても、いつの間にか女性ホルモンが乱れてしまうこともあるものですよね。
弓削田:「そうですね。たとえば転職して職場が変わったりすると、気分的には楽しくやっているつもりでも、慣れない場所に身をおけば確実にストレスはかかってきますし、それで体調や肌に出てくることはありえます」
Q.アラフォーが気をつけるべきホームケアは?
A.高級コスメより、「こすりすぎと紫外線ケア」を重視して!
恋愛と肌について、ドクターとお話してみたかったんです!
弓削田:「数回通うとより効果が出るものもありますが、1回でも効果はありますよ。それをホームケアでなるべく長くキープしていただくのがいいと思います」
――ホームケアについて、どう考えていますか?
もちろんホームケアも大事! 泡洗顔はガイドも実践してます!(写真はイメージです)
これを使わなきゃいけないとか、この治療をしなくちゃダメってことはないし、すごい高額な化粧水や美容液でなくても、自分の肌に合ったものを丁寧に使うというのが大事だと思います。
一方で、カウンセリングをしていて気づくのは、洗うときやスキンケアをするときに、肌をこすりすぎている人が多い! と思います。キレイに落とさなきゃ……という気持ちが裏目に出てしまっているのではないでしょうか。それと、紫外線への意識が低い方も多いですね。外出時にはこまめに日焼け止めを塗ってもらいたい。その2点に尽きるかな!」
――なるほど、こすりすぎと紫外線に気をつけたほうがいいということですね。
でも、1回できてしまったシミなどを、ホームケアで“直す”こともできるんですか? 正直アラサー代以上になると、顔が真っ黒のしみだらけになってしまう女性って多いんですよ。年齢的にも、元サーファーとかで若いころに日焼けし放題だったりして、気づいたときには…というパターン。これってやっぱりどうにもならないの?
弓削田:「もちろん変わってきます。1~2か月きちんとケアしていけば改善ししますね。もちろん、いきなり数年前のシミがゼロのキレイな状態には戻せないですけど、ニキビやシミなどは、ホームケアを気をつけるだけで、十分効果を出せると思います」
Q.女子が気になる乾燥、どうケアすべき?
A.これも「こすり過ぎと紫外線カット」で改善します!
クリニックに訪れるお客様の傾向から語っていただいています。
弓削田:「オフィスでケアする前に、大前提として出勤前の洗顔を見直したほうがいいです。
洗顔ネットで泡立てて、泡を顔に塗るようなイメージでそーっと洗って、水をかけて流してください。“まだ皮脂が残っているかも?”というくらいのしっとり具合で洗顔をやめるのがポイントです。指でこすり洗いをして、皮脂を取りすぎている人が多いです。もちろん、しっかり泡立てないままで顔を洗うと洗顔料が直接顔について皮脂を取りすぎてしまいます。基本的に皮脂は必要だから出るもの。いろいろと塗るよりも、まずは自分の皮脂を取り過ぎないようにすると、乾燥もオイリー肌も改善されていきますよ。あとは紫外線ケアも忘れずに!」
――私も泡洗顔やってます、やっぱりいいんだ~!
ちなみに、日中にスプレーで化粧水をつけるのってどうなんでしょうか?
弓削田:「定期的にやったほうがいいと思います」
――そうなんですか?水分が蒸発するときにお肌までどんどん乾燥してしまうっていう説も聞くけど……?
弓削田:「化粧水をつけて乾燥することはないですね。化粧直しのときにサッとスプレーしておさえるのもありだと思います。加湿器がOKな職場ならそれも効果的ですよ!」
Q.美容医療とエステとの違いってなんですか?
A.効果の高い医療機器を最新設備で受けられること!
弓削田:「大きな違いは、病院なので医療機器が使えることですね。同じレーザー治療でも、肌の奥にまで到達できるレーザーを使えます。医療機器は毎年進化しているので、値段的にも受けてもらいやすくなっていますよ」(後編につづく)
以上、前編はここまで!
アラフォーが知っておくべき美容皮膚科の基本をインタビュー形式でお届けしました。
【今回のおさらい】
・ピンポイントで自分磨きするなら、とにかく素肌力
・ホームケアでもシミやたるみへの効果は出るので日々の保湿、紫外線予防が大事!
・洗いすぎ、こすりすぎが肌荒れの原因になっている女性が多い!
・美容皮フ科とエステは医療機器が使えるかどうかが違う!
次回は、ズバリ婚活と美容皮膚科の意外な接点について深掘りしたインタビュー後編をお届けします。
品川美容外科 池袋院 弓削田院長 近影
品川美容外科 池袋院
住所:東京都豊島区 南池袋1丁目25−11 第15野萩ビル8F
美容外科相談フリーダイヤル:0120-189-900(土日祝診療)
出演:池袋院 弓削田院長