合同企業説明会(合説)はその時期の就活の縮図
合説に参加しよう!
就活の始まりは「慣れること」も大切ですが、いつしかそれが「だらしなさ」として見えてしまう人も増えていきますので注意してください。
どんな時にでもこれだけは心得ておいて欲しいこと!
それは…「疲れた就活生」には「疲れた人事さん」しか振り向いてくれないということです。
残念なNG就活生in合説会場
合説会場に一歩入った瞬間、そこは採用担当者からの熱視線が注がれている場所だということに気付いて下さい。本番の面接よりもよりナチュラルな等身大の貴方が見られているのです。それでは、企業ブースの採用担当者から見えてくる「残念な就活生」の例をいくつか挙げてみましょう。
♦ 参加企業一覧を眺めたまま立ちすくむ ♦
せっかく会場まで足を運んでいるのに、受付で渡される「参加企業一覧」を眺めたまま立ちすくんでいる就活生もかなり多いものです。ようやく動き始めたかと思えば、企業ブースを遠目に見やり様子を伺いながら会場を何週も回っている…これでは部屋で就活サイトを閲覧していることと変わりません。
Face To Faceは新しい仕事発見のチャンス!…と同時に、新しい自分と適職を発見してもらうチャンスでもあるのです。初めての業界や企業でも勇気を出して積極的に出会いに行くことが大切です。
-----そんな就活生の姿、しっかり見られているのです!
♦ 仲良し友人二人組、アベック就活生 ♦
どんなに親しい友達同士であっても就職の目標はそれぞれに違うはずです。仲良し友人二人組は、企業人事から見れば何とも頼りなく思えてしまうものです。ましてやアベック参加ともなれば人事の採用マインドは一気に冷え込みます。せっかくブースに訪問しても、どうしても一般論の質問しか出てこないまま全く詰めた話にならないのもこのタイプの参加者です。
-----そんな就活生の姿、しっかり見られているのです!
♦ 「コンニチハッ」…無視かい! ♦
会場入り口やブース前では、スタッフや企業の方々が積極的に挨拶の声をかけてくれます。しかし、挨拶はおろかリアクションの一つすら返せない就活生もかなり多いのが現実です。そこは「採用の現場」、選考ジャッジは対面してからはじまるのではなく、出会いの瞬間、何気ない動きの中から始まっていると心得てください。本来ならばそこにいる全ての大人は「社会の先輩」として、自分から挨拶をすることが肝要なことでしょう。
-----そんな就活生の姿、しっかり見られているのです!
♦ 壁際からじっと動かない「携帯充電中」 ♦
「何をしているのだろう?」そう思ってよくよく見れば、充電器のコードが壁のコンセントに刺さっている…そんな就活生を必ず見かけます。
携帯の充電切れは本当に困ります…けれど、そんな姿を見せてはあなたがもっと困ります。
-----そんな就活生の姿、しっかり見られているのです!
♦ 黙って座り、そのまま黙って参加票を差し出す ♦
意外に多いのがこのタイプの就活生です。コミュニケーション力が試されている就活の場ですから、残念ながらその先へとは進ませることは難しくなります。少なくとも「訊きたいこと、知りたいこと」を準備して参加するとともに、「自分から名乗る」という最低限のマナーだけは忘れたくないものです。
「気軽に参加しょう!」はあくまでも主催者からの広報用のコメントなのです。
-----そんな就活生の姿、しっかり見られているのです!
♦ 目的が違う?困った就活生 ♦
会場に併設されている休憩所では、女子生徒に話しかけては一緒に会場を後にして、しばらくして戻って来ては、また声を掛けて…を繰り返す「目的が違う」就活生をよく見かけます。そこは真面目な就職活動の場。「即刻退場!」…願います。
-----そんな就活生の姿、しっかり見られているのです!