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エビの捕獲器をペットボトルで作る!

水草などが植えられた水槽から、コケ取り用のエビをタモで掬いだすのは至難の業。そこで簡単な工作で、ペットボトルを利用した『セルビン……エビの捕獲器』を自作してみよう。簡単な工作だが、その効果は絶大。非常に単純な作業工程で、誰でも出来てしまうでしょう!

長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

熱帯魚ガイド

エビの捕獲器をペットボトルで作る!

エビの捕獲器をペットボトルで作る方法

エビの捕獲器をペットボトルで作る方法

水草が生い茂った水槽では、レイアウトを壊さずにコケ取り用のエビを掬い出すのは非常に困難。タモで追い回そうものなら、水草は抜け、砂利の中のゴミが舞いちり。大概、レイアウトの崩壊… といった惨劇が待ち構えている。

しかし、水槽からエビだけを取り出したい状況は、多々訪れる。

そこで簡単なDIYで、エビを捕獲する容器を作ってみることにした。

池沼などで魚などを採る道具に『セルビン』と呼ばれる、単純な仕組みのトラップがある。その仕組みを利用した、水槽内で使えるトラップで。DIYというのもおこがましい。非常に単純な作業工程で、いとも簡単に誰でも出来てしまう。
 

エビの捕獲器工作に必要なもの

  • ペットボトル
  • カッターナイフ
 

エビの捕獲器、製作工程

01
中を丁寧に、洗浄しておく。
適当なペットボトルを用意する。500ml程度のものが使いやすいが、水槽サイズに合わせて適宜選択。今回は90cm水槽用に、1.5Lのものを使用した。
 
02
変化のあるところでカットする。
カッターナイフで、適当なところで切断する。次の作業を考慮して、引っかかりやすい所を選択。
 
03
入り口が広く、出口の狭い形状。
切断した飲み口の部分を内側にして、片方に差し込む。エビを取り出すときに外すので、軽く固定できれば良い。

前の過程で、上手く変化のあるところでカットできていれば、適当に固定される。
 
エビの捕獲器

人工飼料を適量中に入れ、水槽の底に沈ませる。餌の匂いに釣られて、小一時間もしない内にワラワラとエビが集まってくる。一度中に入ってしまえば、出口の形状から簡単に外にでることは出来ない。

単純な仕組みだが、エビの捕獲に非常に有効なトラップとなる。

しかし余り長時間水中に放置しておくと、脱出するエビも多々でてくる。1~2時間を目処に、容器の中のエビを取り出すのが良いだろう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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