早期教育・幼児教育/早期教育

将来伸びる能力の基礎を創る!1歳から2歳学習法(2ページ目)

子供には成長に沿った発達があります。その発達に合った適切な働きかけをすることで、能力は最も開花するものです。将来伸びる能力の基礎をしっかり築くために、1歳から2歳の頃、親はどのように子どもに関わればよいのでしょうか?

田宮 由美

執筆者:田宮 由美

子育てガイド


伸びる能力に繋げる具体的な関わり方

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1歩2歩と一人歩きができるようになります。自由に動ける安全な環境作りをしてあげましょう

■語彙力を高める
1語文から2語文を話せるようになり、「言葉」に対する興味も更に高まりますので、身の回りモノ、様子、状態、出来事など全てを言葉で説明してあげましょう。

名詞だけでなく動詞や形容詞も少しずつ加え、「ブーブー」と車を指して言えば「ブーブー」「キタ」と、できるだけ2語文で話しかけていきましょう。単語とその言葉の持つ意味を一致させていくこと、語彙量を増やしていくことは、これからのさまざまな学習に影響を与えていきます。

■指先の巧緻性を養う
指先を刺激することは脳のシナプスの増加を促します。この頃になりますと「つまむ」ことが出来てるようになってきますので、小さなものをつまむ練習をしましょう。「ボーロ」をお皿にいれ、「ひとつ、ふたつ、みっつ」とママと一緒につまむ行為は、指先を器用にするだけでなく、「数」へ関心を持たせるきっかけにもなります。

■創造性や独創性を培う
発想力、創造性や独創性は大きくなってから教えてもなかなか身につくものではなく、幼い頃から、遊びを通して培われることが多いです。積み木、ブロック、粘土などは、高さや傾きなど空間の認識以外に、自分で形を変化させ遊ぶことができますので、将来の学習を助ける閃きや発想力を豊かにしていきます。

思いもかけないような形にしたり、身近なものに見立てたり子供の自由な発想力を引き出すおもちゃでの遊びは、指先の巧緻性を高めるのにも役立ちますね。

子供の好奇心に応える環境を整える

まだベーシックトラスト(基本的信頼感)を築きあげている時期です、危険行為以外は出来る限り叱らないようにしましょう。……とは言うものの、赤ちゃんが自由に動き回れるようになると、親はハラハラドキドキの連続。危険とも多く遭遇し、ついつい叱ってしまいがちですが、この時期は自由に動き回っても安全である環境作りを心がけることが大切です。そして好奇心旺盛に新しいものに出会っていく赤ちゃんの学習意欲を大切に育んでいきましょう。


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