香港/香港のアフタヌーンティー・カフェ

香港の歴史と文化を堪能!ユニークなスタバ

日本にもあるコンセプトスタバですが、香港にもユニークでレトロな店舗が2店あります。どちらも香港の文化が色濃く出た個性的な内装で、旅行中に訪れるにもぴったりな場所です。香港側と九龍側にある、コンセプトが違う2店をご紹介しましょう。

リン 美雪

執筆者:リン 美雪

香港ガイド


香港の昔ながらの喫茶店をイメージしたダデルストリート店

店の半分は普通、残りの半分はレトロ

いつも混んでいるレトロ席


香港島のオフィスビルが並ぶセントラル地区の片隅にあるダデル・ストリートは香港の歴史を感じられるエリアであり、映画の撮影などにもよく使われています。石段は1889年に完成し、当時使われていた4つのガス灯は現在でも夜になると明かりをともしています。そんな昔の香港を感じられる石段の手前にあるのがスターバックス・ダデルストリート店です。店内は香港の氷室(昔の軽食喫茶店)を再現していて、手書きのメニューやレトロなおもちゃなどの品々が並んでいます。香港雑貨ブランドのG.O.Dとのコラボインテリアなので、古い中にお洒落感もあり。食べ物メニューには香港スタイルの鮮油菠蘿包(バター入りパイナップルパン)や蛋撻 (コーヒー風味エッグタルト)もあるのでぜひお試しください。

香港の芸術文化をイメージしたサイイーストリート店


スイーツの種類も豊富

映画のポスターが貼ってある壁


もうひとつは九龍側の下町にあるサイイーストリート(洗衣街)店。入り口の階段を上がると両壁に香港で有名なストリートアーティストの九龍皇帝スタイルのアートが目に入ります。突き当りのドア横には麻雀牌を使ったアートピースもあり、店内に入る前からテンションがあがります。2フロアある店内のテーマは香港の芸術文化や映画。壁には昔の映画のポスターが貼ってあり、上の階の席は一部、映画館の席のようになっています。インテリアは香港の有名なアーティストであるスタンリー・ウォン氏が手掛けたものです。近くには観光客で賑わう女人街やランガム・プレイス・モールもあるので、お買いものの合間に立ち寄ってみるのもいいですね。

香港の歴史と文化を味わえるユニークな空間が広がっているコンセプトスタバ。時間があったらぜひ2店舗とも訪れてみてください。

<DATA>
Starbucks星巴克
・ダデルストリート店
住所:Shop M2, Mezzanine Floor, Baskerville House,
13 Duddell Street, Central    
TEL:852-2523-5685
営業時間:7:00~21:00
定休日:無休
アクセス:MTR中環出口Kから徒歩10分


・サイイーストリート店
住所:1/F & 2/F, Wai Kee House,
91 Sai Yee Street, Mongkok
TEL:852-2789-8710
営業時間:8:00~23:00(金、土は~24:00)
定休日:無休
アクセス:MTR旺角D3 出口から徒歩5分


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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