映画『ぼくらの家路』と絶対号泣映画(3ページ目)

頑張る夫を支える妻の姿に泣く！

『シンデレラマン』（2005年度作品）
かつては将来のチャンピオンと目されていたボクサーのジム（ラッセル・クロウ）だったけれど、負傷をきっかけにボクシングでは食べて行けなくなり、家計は火の車。そんなとき、復帰戦の話があがり、彼は勝利すれば家族を養えると挑戦するのですが……。

家族のためにプライドをかなぐり捨てるジム。そして夫の無謀とも言える夢を受け入れる妻、応援する子供たち。ジムとマネージャー（ポール・ジアマッティ）のエピソードもよく、それに加えてジムとマネージャーの妻同士にもいいシーンがあるんですよ。そんな良いシーンの積み重ねがボディブローとなり、ラストシーンは思い切り号泣です！

監督：ロン・ハワード　出演：ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガー、ポール・ジアマッティほか

『オールド・ルーキー』（2002年度作品）
マイナーリーグでプレーした経験のあるジム（デニス・クエイド）は、肩を痛めてメジャーリーガーの夢を諦め、高校の野球部のコーチに。ところがある日、肩の傷が治っていた彼は剛速球を投げ、それをきっかけにマイナーリーグのテストを受けることに。

35歳で史上最年長メジャーリーガーとしてデビューし、活躍をした実在の野球選手ジム・モリスの物語。諦めかけていた夢に挑戦したけれど、メジャーへの道は厳しい。しかし、見守る妻と「パパはヒーロー！」と応援する息子の愛が美しい。『チャンプ』に似た展開ですが、メジャーに上がり、初めてスタジアムに立った夫を見て涙ぐむ妻を見ながら同じ気持ちで涙涙ですよ。
野球通の人はデニス・クエイドの投球フォームで、あんな剛速球はありえないと言いますが、まあそこはご愛嬌ってことで。

監督：ジョン・リー・ハンコック　出演：デニス・クエイド、レイチェル・グリフィス、ジェイ・ヘルナンデス、ブライアン・コックスほか

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