片岡温泉 アクアイグニス
アクアイグニスの温泉棟です。
鈴鹿山脈の麓、三重郡菰野町にある片岡温泉は、湯の山温泉の中でも古くから源泉100%かけ流しのお風呂として、地元では有名です。2012年より片岡温泉は、パティシエの辻口博啓氏とイタリアンシェフの奥田政行氏により、『癒し』と『食』をテーマに複合温泉リゾート施設「アクアイグニス」として生まれ変わりました。
レストラン棟です。
広い敷地内には、温泉棟、宿泊棟、レストラン棟の他にシェフたちの畑があります。また、観光で訪れる人のみならず、結婚式を挙げる方も多くいらっしゃいます。挙式準備として二人で美味しい野菜を育てるところから関わり、メニューもシェフと一緒に考えていくという結婚式も挙げられることが人気の理由。一般的なウェディングとは一味違いますね。
畑もあります。
聖バレンタイン像がある?
アクアイグニスには恋人たちの守護聖人「聖バレンタイン像」が設置されています。「聖バレンタイン像」は立派でしたよ。http://st-valentine.org/
この「聖バレンタイン像」は、イタリアのウンブリア州テルニ市にある「聖バレンタイン協会」より寄贈されたそうです。なぜ三重のアクアイグニスに「聖バレンタイン像」があるかというと、この協会から奥田シェフ、辻口パティシエが「聖バレンタイン名誉伝道師」日本人として初めて任命されたためです。聖バレンタインが後世に遺したメッセージや聖バレンタインデーの由来を正しく伝えるということが目的です。永遠の愛を誓うにはぴったりなスポットです。恋愛のパワーにあやかろうとカップルが後をたちません。
聖バレンタイン像です。
片岡温泉でゆったり
片岡温泉の泉質はアルカリ性の「美人の湯」です。ぬめりのある柔らかいお湯で、硫黄の臭いがほのかに漂っています。添加物が一切入っていないとのことで、地元菰野町の人たちも日帰り温泉として利用しています。私が行った日も家族連れはもちろん、若者のグループで賑わっていました。夜のアクアイグニスです。
内風呂に入るとパッと目に入るのが、掛湯桶です。手桶でお湯を汲んで身体に掛けることが、特別な儀式のような気もしました。
泉質はアルカリ性の「美人の湯」。ヌメリがあり、ほのかに硫黄臭が漂います。湯上りの肌はスベスベして、身体も心もしっかり温まりとても気持ちが良いお湯です。
内風呂から外に広がる竹林を眺めながらの入浴に加えて、外風呂は「桶風呂」、「寝湯」、「階段状の風呂」三種類あり、ゆったりと過ごすことができます。月夜に外風呂を楽しむのも風流ですよ。
温泉から上がってからは、美味しい飲み物をいただきながらのひとときも良いものです。天井が高い空間なので、気持ちが解放されて快適でした。誰かと一緒におしゃべりも良いし、一人でのんびり過ごすにも良い雰囲気でした。
夜の温泉棟。
次は注目の「食」のご紹介です。