様々な生活習慣病予防に期待

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タコ、イカなどの軟体動物にもタウリンは多く含まれています。

タウリンは世界的な疫学調査によって、食事からのタウリン摂取の多い地域では高血圧や心疾患などの生活習慣病が少なく、循環器疾患による死亡率も低いことが示されています。(『ゲノムプラスの栄養学』より)

血圧や心拍は、自律神経系の交感神経の興奮作用と副交感神経の抑制作用に影響されます。タウリンは抑制性の神経伝達物質として働き、交感神経による神経興奮状態を鎮める働きをすることで、血圧を下げると考えられています。また心臓の筋肉、すなわち、心筋を保護する働きがあるとも考えられています。

タウリンは、胆汁酸の分泌を促進することでコレステロールを消費してコレステロール値を下げる、また肝臓の機能を高める作用があると考えられています。

またタウリンによって、グルタチオンペルオキシダーゼという活性酸素を除く酵素の活性が上がり抗酸化に役立つ、インスリン分泌促進、脂肪分解の促進、角膜の修復や網膜の正常な機能維持にも必要な成分で、さまざまな生理作用と様々な疾患の予防に役立っているのではないかという研究が多く行われています。

タウリンは脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンを増やす、またアルツハイマー病患者の脳脊髄液にはタウリンの含有量が低いということから、高齢社会がますます進む日本では痴呆予防になる可能性もあるのではないかと、その機能性が期待されています。