昼寝のための環境づくり

幼児期の子育ては体力勝負。未就園児の場合は、昼食後に1~2時間のお昼寝の習慣がつくと、親も少しホッとできる時間が生まれます。

特に幼児期前半は、大人がサポートしてあげないと、うまく眠りにつけないことも多いもの。2~3歳の子が午後になるとグズリがちになる場合は、眠くなったことによるものが多いので、お昼寝ですっきりさせてあげたいですね。夏場に汗をかいているときはシャワーを浴びてお着替えをすると、さっぱりして気持ちよく眠れます。お昼寝時も布団を用意して、部屋の照明は少し落とし気味にしてあげるなど、心がクールダウンする状況を作るのも効果があります。

お昼寝する幼児

お昼寝のパターンは、子育てにも少なからずの影響が

幼稚園に入園する場合、入園~連休明けまでは午前保育の幼稚園が多く、入園直後の緊張もあって帰宅して昼食を食べた後にお昼寝をする子も多いと思います。午後までの保育にもいずれ自然に慣れていくので、お昼寝を無理に我慢させる必要はありません。

園生活が軌道に乗り、午後2~3時に帰ってくるようになったら、疲労度によって30分~1時間以内の集中的な昼寝を。夜の睡眠に響かないように、夕方以降に寝てしまうことはなるべく避けたいですね。


お昼寝の時間よりも、気をつけたい生活上のポイント

そして非常に大切なのは眠りの質。やはりお昼寝だけではなく1日の流れの中でのお昼寝の位置づけを考え、就寝前に心が高ぶったり目が疲れたりするようなことは避けましょう。

・夜9時には就寝し(理想)、朝7時前後には起床していますか。
・体を使った活動ができていますか。
・眠る前にテレビやDVD、スマートフォンなどの画面を見させていませんか。


お昼寝をほとんどしないタイプの子もいますし、いつもより少しお昼寝の時間帯が遅くなってしまうと、夜になかなか寝てくれなくて困るというお子さんもいます。お昼寝をほとんどしない子の場合には、無理にお昼寝をさせようとして親子ともにストレスを感じてしまうよりは、夕飯、入浴、就寝の時間をグイッと早めにし、早寝早起きのリズムに持っていきましょう。起きる時間が1時間も早まれば、お昼寝をしたくなる時間帯も出てくるものです。

たかがお昼寝、されどお昼寝。小さな子の眠りに振り回されるのが育児です。現実は、毎日規則正しいリズムで過ごさせるのは難しいものです。お昼寝の時間や回数をあまり気にしすぎないで。もっとシンプルに、「元気に体を動かして食事をしっかり摂ることができる」生活をイメージしてそこに近づくよう過ごしていれば、そのお子さんに合った睡眠リズムが育まれていくと思います。
 

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。