Q 仕事でも恋愛でもフラれたら、心が折れない?
仕事が飛び込み営業で、毎日何度も断られています。石田さんは500人にフラれたそうですが、どうやって気持ちを保っていましたか?(男性・営業)みなさん熱心にお話を聴いていました。
植草:飛び込み営業ってゴキブリより嫌われるって言いますよね。
石田:いえいえ、僕の知り合いは、営業は芸術活動と言ってましたよ。
「何度断られてもいい、やるだけやってうまくいけばラッキーだ」という気持ちで挑戦するってすばらしいことだよ。
僕は昔、ドラマ『抱きしめたい!』(フジテレビ系)っていう1988年のドラマに出演したんだけど、ある事情でこのドラマ本当は最初はたった4話でいなくなるフラれ役だったんですよ。その頃の僕は、事情があって俳優として崖っぷちだったし、それこそ「やるだけやってやる」と思って、その役に“人生を入れた”んですね。そう、台本と違うことをやったんです。台本には、「(フラれたあと、彼女を)暗い表情でじっと見つめる」とあった。でも、フッた男に暗く見送られたらどうですか? そんなの、嫌じゃないですか? 自分だったらどうするかなと考えていたら、立ち去る麻子(浅野温子さんの役名)がとてもかわいかったから、別れ際に、“こう”したんです(ひと指し指と中指を、こめかみからピン♪ という、キザな仕草)。それがきっかけでブレイクできたんだ。
Q バツ有りって、正直マイナスイメージを持たれない?
失礼ですが…お二人は離婚歴がありますよね。結婚をするときにバツ(離婚歴)がプラスになることってありますか?(男性・営業)植草:これは私が答えますね。まず、バツってなんですかぁ~!? 1回結婚できたらマル1だし、2回も結婚できたらマル2! そもそも、離婚=バツっていうのは、テレビで明石家さんまさんが“お笑い芸人としての自虐ネタ”としてテレビで言ってから広まったものなんです。でも、自虐する必要なんてないんです! 結婚した経験は、人間力になるんですよ。女性は相手を思いやるしなやかな優しさになるし、男性は我慢することや生活力を身につけられるでしょ?
石田:そうだね。ただ、2~3回ならいいかも知れないけど、4回目以上になると、世間から信用されなくなるかもしれないから気をつけて。僕は3回だから、自分では“背水の陣”だなと思ってるよ(笑)。
世の中の男性諸君!恋愛をしましょう!
お見送りに立ち、皆さん一人ずつにご挨拶をさせていただきました。
恋愛を通して、女性は女性の幸せを感じ、男性は男性の喜びを得る。
そして、そんな毎日の瞬間瞬間に2人の摩擦が生じ多くの幸せを必ず見つけることができる。
私は人間力を上げるのは恋愛と仕事だと言い続けています。
今回のこの発刊記念講演会では、男性の方が多くご来場くださいました。
お帰り時に
その時、こんな感想を頂戴しました。
「今日の講演会の恋愛話しを通して、仕事観も変わりそうです。」
「女性へ声をかける事に恐怖心がなくなった。フラれてナンボですね。」
「女性への見方が変わりました。女性は愛してあげれば愛し返してくれるもんなんですね。」
「今まで、意味ないプライドでガチガチでした」……etc.
女を待たせている場合? どんどんホメて、恋しなさい!
そもそも女性は待っています。女性はあなたを待っているんです!
女性から声かけてもらおうなんて考えていたら…あっという間に年をとりますよ。逆ナンなんて、あり得ません。男性諸君へ私は言いたい!“女を待たせてどうすんの?”
どんどんどんどん声をかけて!
どんどんどんどん喜ばせて!
とにかく沢山の女と付き合いなさい!
【関連図書】 モテ理論 ~5日間で女心をつかむ超恋愛テクニック