ボックスチェーンの編み方
整然と並ぶ編地が美しい。カッチリした印象の編み方。
- 材料:丸カン……6の倍数(2色で作る場合は半分ずつ)※サイズはレシピに準ずる
- 道具:先曲がりペンチ・幅広平ペンチ・指カン(あればなお良い)
※使用する道具と持ち方は、
ビザンチンチェーンの編み方の記事を参照してください。
効率よく作業するための下準備
1.使用する丸カンのうち、半分は開き、半分は閉じておく(作例ではシルバーとホワイトの2色を使っているので、シルバーを開き、ホワイトを閉じています。同じ色で作っても構いません)。
目印があると間違い防止に
2.目印用の丸カン(ここでは同じサイズの古美銀の丸カンを使用。針金モールなどでもいい)に、丸カンA(シルバー)1個を通し、丸カンB(閉じておいたホワイト)2個を通して、閉じる。丸カンAをもう一個通し、左図のような状態にする。
図と同じ状態になるように見比べて
3.目印の丸カンを持ち、左図のように、まず丸カンAを開き、その間でBを開く。
Bを引っ張りだすように押し上げるのがコツ
4.丸カンAを大きく開き、その間から丸カンBを押し出す。
Cは大きく開いておくと作業しやすい
5.丸カンB2個に、新たな丸カンC(シルバー)1個を通す。
閉じる前にDを通すのを忘れずに!
6.さらに、丸カンCに、新たな丸カンD(閉じておいたホワイト)を2個通してから、丸カンCを閉じる。
先に通したCと同じところに通す
7.丸カンCもう1個を丸カンB2個に通し、閉じる。
Dの1個を手前に持ってくるように
8.丸カンDを左右に分ける。
ここまでくればあとは繰り返し!
9.手順4と同様に、丸カンCを開き、その間から丸カンDを押し出す。
10.手順5以降を繰り返し、必要な長さになるまで編む。
以上がボックスチェーンの編み方です。実際に必要な丸カンのサイズや数は、レシピを参照してください。