吉祥寺の手打ち蕎麦 中清(なかせい)
中清玄関
創業80年(大正12年創業)、三代目の現在のご主人が、それまでの町の蕎麦屋から勉強を重ねて手打ちの店にしたという。ご主人とおもてなし名人の女将、桂子さんと二人でお店を支えている。店内は昭和レトロという感じで、何か筆者の子供の頃を思い出させる。実は「日本の居酒屋文化」の著者マイク・モラスキー教授のお気に入りのお店でもある。
酒肴四種盛
酒肴
豚珍感(とんちんかん)
豚珍感
粗挽きせいろ
粗挽き
入り口の張り紙には『今日のお蕎麦は群馬県赤城深山』とある。先週は北海道摩周産、その前は常陸、その前は三芳、益子、福井、と日替わりのように提供しているんだそう。さらに、「東京で超・超粗挽き蕎麦(20メッシュと15メッシュのブレンド)の発祥は”俺んとこ”」と明言されるだけあり、ここの粗挽きはお薦めである。
そば前
そば前
そば前は「十四代」と「飛露喜」、その他銘酒の数々。店内の天井近くの壁に各地の銘酒案内がズラリと並び、手元のお品書きには、メインの蕎麦よりも「酒肴」が充実している。
【店舗情報】
店名:中清 吉祥寺 (なかせい)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町4-4-15
TEL(予約): 0422-21-2891
交通手段:吉祥寺駅から751m
営業時間:11:00~22:00(ランチ営業、日曜営業)
定休日:基本的には無休 (第二水曜休みのこともある)