その6:人を愛せない

愛するには、技術が必要!

愛するには、技術が必要!

人を愛することなんて、誰でもできることだと思っていませんか?
多くの人が、実は人を愛せていません。自己愛の延長で相手を求めていることが多いのです。

「いや、相手を好きだという気持ちはあるわよ?」と思う人もいるかもしれませんが、実際は、素敵なオモチャが目の前にあるのと同じような感覚で「好き」だという感情を抱いている人が少なくありません。それは、「愛」ではありません。

例えば、そのオモチャが手に入らなかったら、好きなままでいられますか? そのオモチャが壊れてしまっても、ずっと大切にできますか?
そんなときは、さっさと見切りをつけて、他のオモチャを探す人は多いでしょう。

本当の愛情は、理由などは必要なく、ただただ愛しているものです。
もちろんそれは、「片思いの相手をいつまでも執念深く思い続けろ」と言っているわけではありません。
でも、本当に相手を愛していたら、自分のものにならなくても、仮にその相手がほかの人と結婚しようが、ただただ幸せを願い、愛せるものです。

愛というのは、自分の心に増やすものなので、無限大に増えるものです。
「あの人を好きになったから、この人のことはもう好きではない」というのは、単に“自分の都合のよい相手”だから好きだというだけのこと。「その程度の愛情だった」ということです。

もちろん、私たちが純度100%の愛情を抱くことは難しいことです。ただ、本当の愛情よりも自己愛の割合が多ければ多いほど、関係は壊れやすいものなのです。巷では、恋のドキドキがなくなったら、「もう好きではない」と、他の相手を探す人も少なくないものですしね。

哲学者のエーリッヒ・フロムは、「愛するには技術が必要」だと言っています。
それはどういうことかというと、人の感情というのは、生まれては消えていくものなので、本当の意味で人を愛することができないと、「恋する→気持ちが冷める→別れる」といったことを繰り返してしまうことを指しています。
つまり、愛を育くむためにも必要なのは、先ほど紹介した、「この人とやっていく」という覚悟を持つこととや、根気よく関係を築くことなんですよね。

さらに言うと、本当に人を愛するためには、まずは自分をきちんと愛せていないとできないものです。本当の愛は求めるものではなく、与えるものですが、自分を愛せていない人は「愛が足りていない」ので、人に愛を求めるものだからです。

つまり、人を愛するというのは、すごく難しいことであり、完璧にできる人はほぼ皆無といってもいいでしょう。ただ、よりできるようになることで、恋愛も結婚もうまくいきやすくなると言えるのです。


自分にも原因はある!

今回は、「恋愛、結婚がうまくいかない人が抱えている問題」について、6つを紹介しました。
・人と関係を築けない。
・強いこだわりがあり、人に合わせられない。
・人に心を許せない。
・「この人とやっていくんだ」と腹をくくれない。
・すぐに喧嘩腰になる。
・人を愛せない。

自分に当てはまることはあったでしょうか? 恋愛、結婚がうまくいかないのは、「相手のせい」だけではないかもしれません。自分の恋愛、結婚の弱点を少しずつ直していきたいものですね。

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