スウェーデン/ストックホルムの観光

悩んだらここ!ストックホルムの定番観光スポット10選(3ページ目)

いざストックホルム観光!と思っても、数ある観光スポットの中からどこを選ぶか決めるのは大変です。旅行の準備やスケジュールの組み立てがなかなか進まないこともありますよね。どこにいったらいいのかわからない、悩んでいるという方に、「ここさえ押さえておけば大丈夫」というストックホルムの定番観光スポットを10ヵ所ご紹介します。

サリネン れい子

執筆者:サリネン れい子

スウェーデンガイド

水の上からストックホルムを眺める、運河クルーズ

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ボート乗り場は3箇所ほど、グランドホテル前もその一つ

「北のヴェネツア」とも呼ばれるストックホルムは、街自体が複数の島からなっており、水の都としても有名です。ストックホルム群島(Stockholms skärgård)には実に2万4千もの島があるといわれています。そんなストックホルムには、もちろん数多くの観光運河クルーズがあり、1時間弱のユールゴーデン島巡りやクングスホルメン島巡り、ぐるりと街を網羅してくる2時間のコースなど、手軽に楽しめるものがあります。ボートには英語や日本語でのガイドが付いており、初日に乗ってボートから街を眺めながら大まかな情報を得るのもよし、歩き回った足を休めるのに乗るもよし、旅のプランに合わせてぜひ!

ボートについて詳しくはこちらを。

ヒュートリエット(Hötorget)と、歩行者天国ドロットニング通り(Drottninggatan)エリア

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大勢の人々が買い物を楽しむ歩行者天国、カフェやレストランも多い

旅の中で外せないのが街歩き。地元の人々に混じって、街を歩き、食べたりショッピングをしたりというのは、旅の大きな楽しみの一つです。ストックホルムには屋内・屋外共に市場が数カ所あり、ショッピングストリートも複数ありますが、ガイドおすすめは、ヒュートリエットから歩き始めて、ドロットニング通りという市内随一の歩行者天国を旧市街に向かって歩くか、王様の公園(Kungsträdgården)に向かって歩くコースです。

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日曜日には蚤の市が開かれるヒュートリエット

ヒュートリエットには、屋内と屋外の両方のマーケットがあり、屋外では月曜から土曜日まで花や野菜などを中心に露店が並び、日曜日にはフリーマーケットが開催されます。映画館の隣にある入り口から入る屋内市場にはチーズは肉、魚などが並んでいます。広場に面して、そびえ立つギリシャ風の建物は、ノーベル賞の授賞式が行われるコンサートハウスです。こちらもお見逃しなく! ヒュートリエットから一本路地を入ったところが歩行者天国になっている、ストックホルム屈指のショッピングストリート、ドロットニング通りです。本場のH&Mももちろん軒を連ねています。ストックホルムっ子たちに混じって買い物を楽しみながら、地下鉄中央駅のセルゲル広場(Sergels torg)まで来たら、そのまま真っ直ぐ進んで旧市街に行くか、左に曲がって王様の公園に向かうかはあなたの気分次第!

<DATA>
■ヒュートリエット屋内・屋外市場/Hötorgshallen
住所:Hötorgshallen, Stockholm
営業時間:月曜~木曜10:00~18:00、金曜10:00~18:30、土曜10:00~16:00
休業日: 日曜、ただし屋外広場ではフリーマーケットが開催される
アクセス:地下鉄ヒュートリエット駅下車すぐ

墓地が世界遺産?!スコーグスシリコゴーデン(Skogskyrkogården) 

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夕日に映える、世界遺産の墓地

その国の世界遺産も、せっかく観光で訪れたら見ておきたいスポットの一つ。ストックホルム近郊には3つの世界遺産があり、一番手軽に行けるのが、ストックホルム中央駅から地下鉄で15分ほどのところにあるスコーグスシリコゴーデンです。スウェーデン語で「森の墓地」を意味するスコーグスシリコゴーデンは、その名の通り、本物の墓地です。しかし、園内に広がるのは美しい公園のよう。夏のハイシーズンは、訪問者センターがオープンしており、英語のガイドツアーもあります。

こちらの記事も合わせてどうぞ>>>ストックホルムから15分!現役墓地の世界遺産ストックホルム周辺の世界遺産

<DATA>
スコーグスシリコゴーデン/Skogskyrkogården 
住所:Sockenvägen492, Stockholm
開園時間:墓地は年間を通して観光可能、訪問者センターは、5・9月の土日10:00~16:00、6月から8月の最終日曜10:00~16:00
英語ガイドツアー:6~9月日曜10:30~
スウェーデン語ガイドツアー:5~9月日曜13:00~
料金:100スウェーデンクローネ
アクセス:中央駅から地下鉄緑ライン「ファーシタ・ストランド(Farsta Strand)行きに乗り、「スコーグスシリコゴーデン駅」下車、徒歩5分

世界遺産にもなっている王の居城、ドロットニングホルム宮殿(Drottningholm slott)

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世界遺産のドロットニングホルムの王領地は時間が許せば、ぜひ訪れたい

少し市内からは離れますが、観光船で訪れることもできる世界遺産のドロットニングホルム宮殿も時間が許せば、ぜひ訪れて欲しい観光スポットです。現国王が旧市街の王宮とともに自宅として使っており、お城の半分のみ一般公開されています。1600年代に建てられたこのお城には、スウェーデンの多くの王様、女王様が住んできました。敷地内には、広大なバロック様式の庭園と1700年代の当時のままの形を残す現役の劇場、その昔プレゼントに送られたという中国離宮があります。地下鉄とバスを使って訪れることもできますし、ボートにはレストランもあるのでランチと移動をかねてということもできます。

こちらの記事も合わせてどうそ>>>王室がクラス世界遺産、ドロットニングホルムの王領地

〈DATA〉
ドロットニングホルム宮殿/Drottningholms slott
住所:Drottningholm
TEL:+46(0)8 508 290 58
開館時間:4月毎日11:00~15:30、5月~9月毎日10:00~16:30、 10月金曜~日曜11:00~15:30、11月~3月土日12:00~15:30、
入場料:大人120スウェーデンクローネ、学生60スウェーデンクローネ、子ども(~17歳)無料、 入場無料、中国離宮を含むコンビチケットは大人180スウェーデンクローネ、学生90スウェーデンクローネ、子ども(~17歳)無料、 入場無料、
アクセス:市庁舎横のフェリー乗り場より、ボートで約1時間、詳しくはこちらを。ストックホルム中央駅より地下鉄緑ライン、ブロンマプラーン(Blomma plan)駅下車、バス201~323番、176、177番でドロットニングホルム駅下車すぐ
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