3/3 最初で最後、最高の初恋を手に入れるために必要なこと [石田陽子の恋愛コラム] All About

初恋のときめきを実感：胸キュンデート編

（１）お店選びで迷ったら寛げる雰囲気の店へ
・韓国の高校生カップルは、お店選びで迷ったら韓国料理店に行くようにとソンチルを誘導していました。安心して好きなものを注文できて、肩肘はらずに会話を楽しむことができます。支払いやオーダーの仕方に不安がある場合にもおすすめ。

（２）一緒に楽しめること、好きなことを共有
・高校生カップルとのダブルデートで、映画を観たり、１つのイヤホンで同じ音楽を聴いたりするソンチルとグンニム。自然に二人の距離も縮まります。
・インパクトのある体験で思い出を作りましょう。若いカップルに負い目を感じることはありません。

（３）相手の話を真剣に聞く
・相手の興味のあること、やってみたいことに挑戦することで自分の世界が広がっていく……これぞ恋愛の醍醐味。不器用なソンチルに対して、グンニムは自ら食事やダンスに誘うなど、本音を伝える女性。そんなグンニムの希望を叶えようとすることで、二人の関係も変わっていきます。

ほんの少しの勇気ときっかけがあれば誰でも変わることができるから…

頑固なソンチルと、朗らかなグンニムの切実な恋。物語にはその先があって、ただ二人を応援するだけでなく、グンニムと街の人たちには、ソンチルに言えない秘密がありました。そして、想像を超える展開へと向かっていくのですが……。

若いうちは、どうしても自意識過剰になりがちで、“経験”を恐れてしまいます。でも、勇気を出して気になる人を食事に誘ったり、興味のあることを共有することで、その“経験”は特別な“思い出”になるんですよね。時間が過ぎ去って、見える景色が変わっても、誰かと共有した“思い出”は消えることなく残っています。

年齢を重ねれば重ねるほど、恋愛に対して臆病になることがありますし、誰にでも、少しだけ背中を押してもらいたいときがあります。この作品の応援団たちから恋する勇気やきっかけをもらってみてはいかがでしょう。