ちょっと重いけど、コンパクト
「ハンディカム」は、ソニーの民生用ビデオカメラのブランドですが、そのハンディカムの4K対応ビデオカメラが、「FDR-AXP35」です。2014年3月に「FDR-AX100」というハンディタイプ4Kカムコーダーが登場しているので、FDR-AXP35はその後継機ということになります。今回レビューした「FDR-AXP35」
なお、FDR-AXP35の主な仕様は次のとおり。
- イメージセンサー:1/2.3型 Exmor R CMOSセンサー
- 総画素数 :1,890万画素
- 記録画素数:静止画時 最大2,060万画素相当
- 有効画素数:動画時 829万画素(16:9)
- 静止画時 :1,030万画素(16:9), 774万画素(4:3)
- 内蔵記録メディア容量:内蔵メモリー 64GB
- ナイトショット:ナイトショットライト内蔵
- 手ブレ補正機能:光学式(空間光学方式, アクティブモード搭載)
- 外形寸法:幅×高さ×奥行(付属バッテリー装着時)
75×78.5×149.5mm(75×78.5×155mm(バッテリー含む)) - 撮影時総質量:約725g(NP-FV70〈本体付属品〉使用時)
さて、実機が届いて手にした感想は、「うっ、意外に重いなぁ」というものでした。HDハンディカムの「HDR-PJ670」が、同じバッテリーを搭載すると約425g(NP-FV70使用時)なので、数字的にも重いのですね。なお、プロジェクター機能を搭載していない「FDR-AXP30」は、約685g(NP-FV70〈本体付属品〉使用時)なので、意外と4Kはハードウェアがギッシリなのです。
●ボタンが少ない
ボディーもボッテリとした、やや太めのタイプ。レンズは、これまでのハンディカム同様にZEISSのレンズで、動画で29.8~298mm/F1.8-3.4の光学10倍ズームレンズ。安心して使える仕様ですね。
なお、4Kのビデオカメラだからといって、ボタンがたくさんあるわけではなく、一般的なHD対応のビデオカメラと同じです。設定メニューも、やはりHDビデオカメラと同じ。したがって、撮影操作で悩むということはまずないでしょう。
ZEISSのレンズ。動画で29.8~298mm/F1.8-3.4の光学10倍ズームレンズ
ボタンが少ないのも、操作に不安がなくていい